最近電気ケトルでゆで卵を作るズボラ技を習得し、卵の消費量が急増しています。
ブバちゃん
お手軽なスクランブルエッグや目玉焼きも好きですが、たまに自分では作れないような美味しい卵料理を食べに行くことも。
今回の記事では東京・赤坂で絶品卵ランチが食べられるおすすめ店を紹介します。
やげんぼりの京風出汁巻き
住所:東京都港区赤坂3丁目19-5
電話番号:03-3582-2270
営業時間:月〜金曜 11:30-14:00、17:30-23:00
土曜 11:30-14:00、17:30-22:00
定休日:日曜・祝祭日
以前、京料理の料理人が「京都の出汁巻き卵は出汁ありき」と言っているのを聞いたことがあります。あくまでもメインは出汁で、その出汁を引き立てるために卵が一役買っているというわけです。
そんなことを思い出しながら向かったのは、美味しい京料理が食べられるという「やげんぼり」。赤坂見附駅から徒歩3分ほどのところにあります。
オフィス街の慌ただしさを忘れさせるような落ち着いた佇まい。大通りから1本小道に入るだけでこんな場所にたどり着くとは驚きです。
平日の12時半頃にお店に到着して、待ちなしで席に着くことができました。
祇園のお茶屋をイメージしているという店内はとてもいい雰囲気。日本家屋がまるごとお店になっています。
今回は2階のお部屋に案内されました。夜は襖を閉めて個室になるのかな。
お昼のメニュー
こちらがお昼の献立(2017年8月時点のもの)。
冷し胡麻汁に心惹かれながらも、ここは有名な出汁巻き卵を食べるべく「八坂」(1100円)を注文。
ちなみにこの間にもお客さんは絶えず入ってきていて、テーブルがすべて埋まっていました。
じゅわっと出汁が染み出る卵焼き
まず運ばれてきたのはちりめん山椒、京漬け物、赤だしのお味噌汁などのセット。この日の小鉢は切り干し大根でした。
ご飯はおひつに入っていて自分でよそうスタイル。つやっつやで美味しそう。
ここで待ちに待った出汁巻き卵が登場です。美しい断面は職人だからこそ成せる技ですね。
お箸を入れると湯気が立つくらい熱々で、出汁がじゅわっと染み出ます。素朴な美味しさに一同箸が止まらず、黙々と食べ進めました。
ブバちゃん
こちらの出汁巻き卵は結構な大きさ。おひつのご飯はおかわりもできるので、お腹はしっかり満たされますよ。
ちょっと引いて見てみると存在感抜群です。ちりめん山椒もご飯と相性が良くてずっと食べていられそう。
和の空間に癒されながら完食し、お腹も心も満たされてお店を後にしました。
會水庵(かいすいあん)のふはふは
お昼どきは会社員が行列
この日訪れたのはサラリーマンで賑わうお昼時の赤坂。元気が出る絶品どんぶりを目指して歩を進めます。
赤坂駅から歩くこと5分、お目当ての會水庵(かいすいあん)に到着です。
到着は12時を少し過ぎた頃でしたが、すでに私の前には5人ほどの列ができていました。
外にメニューが出ているので、待っている間にじっくり考えます。
このメニューを見て初めて知ったのですが、食用として食べられているシラスのほとんどはイワシの稚魚なんだそう。
30分ほど待って(回転はあまり早くない)暖かい店内へ。お店はこじんまりしていて、入り口すぐのカウンター席と奥にある数脚のテーブルのみ。
名物は穴子と卵のどんぶり
お昼からちょっと贅沢して、名物の焼穴子玉子ふはふは(1400円)を注文。
ふはふはと書いてふわふわと読みます。メニュー横のコメントにほっこり。
カウンターの注文を一気に聞いて、物腰の柔らかいご主人とちゃきちゃきとした奥様の連係プレーで手際よく用意されていました。
ブバちゃん
こちらが出来上がった焼穴子玉子ふはふは!どんぶりからはみ出るダイナミックな穴子に、ふわっふわの半熟卵がのっています。
穴子は皮は香ばしく焼き上げられ、身はふんわりしながら程よく弾力もありめちゃくちゃ美味しい。
写真では伝わりにくいですが、卵は2〜3個分はありそうな厚み。甘辛いタレとお米が合うこと合うこと。深い丼にしっかりご飯が盛られていましたがぺろっと完食。
添えられていた小鉢はかぼちゃとさつまいもの和え物と茹でたキャベツに味噌がのったもの。絶妙な組み合わせでこちらも美味しかったです。
常連らしきサラリーマンと親しげにお話するご夫婦が印象的でした。人気の理由はこういう雰囲気の良さにもあるのかもしれません。
最後に
今回は赤坂・赤坂見附で絶品卵ランチが食べられるお店を紹介しました。どちらも和食の良さを再確認できるとっても美味しいお店なので、ぜひ足を運んでみてください。
今後もおすすめランチの情報をお届けするのでお楽しみに。