日本一のカレー激戦区・神田神保町で食べる新旧絶品カレー

本の街として知られる神保町。道端に置かれた本棚やワゴンを覗きながら散歩するのがなんとも楽しく、ちょくちょく訪れています。

神保町を語る際にもう1つ忘れてはいけないのがカレーですよね。現在では老舗から新店まで60ものカレー専門店が競合する激戦区。この記事では私が実際に神保町で食べた美味しいカレーをご紹介します。

神保町とカレー

欧風カレー、インドカレー、スープカレーなどなどジャンルを問わず神保町にはオリジナリティ溢れるカレー屋さんがいっぱい。神保町とカレーの深い関係を紐解いてみましょう。

神保町カレーの歴史

神田神保町のカレーの歴史は、なんと90年以上前にさかのぼります。明治10年代に入るとこの界隈には現在の大学の前身である学校が創立され、商業地域として発展したそう(書店が増えたのもこの頃)。同時に飲食店も続々とオープンし、カレーを出すお店も出てきたのです。

神保町のカレー専門店で最も古い歴史を持つのが大正13年創業の「共栄堂」。インドネシア・スマトラ島のレシピをアレンジした、小麦粉不使用でサラサラとしたカレーが人気のお店です。

他にも神保町には「ボンディ」や「まんてん」など昭和後期から愛されてきた言わずと知れた名店が点在しています。

神田カレーグランプリ

カレーの広がりは神保町にとどまらず、秋葉原や水道橋、御茶の水など神田地区全体に広がっています。

カレーを通じて神田を盛り上げよう、と地域活性化の一環で始まったのが神田カレーグランプリ。予選のファン投票を勝ち抜いた20店(500店以上が予選に参加!)が一堂に会し自慢のカレーをふるまいます。7回目の開催となった今年は11月4・5日の2日間で約47000人が来場。

グランプリに出品されるカレーはお店で出されるサイズより小さめで、価格も多くが500〜600円。人気店のカレーを食べ比べできる機会とあって、幅広い年代から注目を集めています。来年こそは参加したいなあ。

神田カレー街活性化委員会のその他の取り組みに神田カレー街食べ歩きスタンプラリーがあります。対象地域をA〜Dのコースに分け、参加者は制覇したコース数に応じて特典を受け取れる、というもの。期間は100日なので結構タイトなスケジュールでお店を回らないといけないかも。

詳しい参加方法は神田カレーグランプリ公式Webサイトで確認してみてくださいね。

神保町の新旧人気カレー

幼い頃からカレーが好きで、多いときは週に2回カレーを食べるほど。今年ついにカレー好きの聖地・神保町でカレーデビューを果たしてきました。

欧風カレーの老舗ボンディ

前述の通り、神保町には数十年の歴史をもつ老舗のカレー屋さんが複数存在します。中でも気になったのは欧風カレーの名店Bondy(ボンディ)

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家庭的な日本のカレーからカレー界に足を踏み入れた身としては欧風カレーは無視できない…

ということで早速行ってきました。お店を訪れたのは日曜日の18時過ぎ。階段まで延びた列に一瞬ひるみましたが、思っていたより進みが早かったのでそのまま並ぶことに。

階段を昇りきるとお店の入り口が見えてきます。

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ここでも少し並んで、結局到着から30分ほどで店内に入ることができました。

外で待っている間にメニューが配られて注文まで取ってもらえます。

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お肉系のメニューも気になりますが、前日にビーフカレーを食べていたので今回は野菜カレー(1480円)をチョイス。辛さはいつも通り甘口です。

店内はシックな装飾で、雰囲気のいい昔ながらの洋食屋さんという感じ。落ち着きます。

席について間もなくボンディ名物のじゃがバターが運ばれてきました。

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丸ごとふかしたジャガイモは1人につき2つずつ。バターを塗ってそのまま食べてもよし、カレーに入れて崩しながら食べてもよし。ボリュームがあるのでここで飛ばしすぎないように注意してくださいね。

ここで待ちに待ったカレーライスの登場です。

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バターとコンソメで炊き上げるというご飯にはお漬け物と小さなカリカリ梅付き。上にトッピングされたチーズがいい具合にとろけています。

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肝心のカレーはというと具材ごろごろでボリューミー。茄子にパプリカ、トマト、ブロッコリーなど7、8種類の野菜が入っていていろいろな食感が楽しめます。

フランス料理のブラウンソースの作り方をベースにしているというルーはとってもまろやか。リンゴを多めに使用したチャツネ(果物と野菜のジャム)が優しい甘みを出しています。

好みドンピシャの味に大満足でお店を後にしました。


欧風カレーボンディ神保町本店
住所:東京都千代田区神田神保町2-3神田古書センタービル2F
電話番号:03-3234-2080
営業時間:11:00-22:00

スパイスカレーの人気店ディラン

2013年にお店を構えて以来、カレー愛好者を虜にしていると噂なのがディランです。所在地は駿河台なので神保町からも歩けますが、御茶ノ水か小川町からの方が行きやすいかと。

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カフェのような黒板が目印。平日のランチタイムに来てみたところ前に2〜3組並んでいました。ちょうどランチ客の1回転目が入店したばかりだったのか、30〜40分ほど待って入店。

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こじんまりした店内はカウンター席とテーブル1脚のみ。1人でさくっと食事していく方が目立ちました。

この日のランチメニューはこんな感じ。カレーは日替わりです。

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Instagramで見た合いがけが気になって来店したので、チキンカレーとひよこ豆カレーのハーフ&ハーフ(950円)を注文しました。卓上のアチャール(大根と人参の漬け物)はおかわり自由。

寡黙な雰囲気のご主人が注文後1人分ずつ小鍋にとって、火を入れなおしてくださいます。完成したカレーがこちら。

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上から時計回りにアチャール、ひよこ豆、キャベツのポリセル(スパイス炒め)、チキン。ジャンルで言うと南インド料理にあたるのでしょうか。どこから食べるかで全く違う味が楽しめてとにかくご飯がすすみます。

ぶりんと鶏肉が入ったチキンカレーもさることながら、ひよこ豆のカレーが絶品。豆のほのかな甘みとスパイスが効いたカレーが絶妙なバランスです。トッピングのパクチーもいいアクセントになっています。

今回はメニューにありませんでしたが、ラムのカレーも食べてみたいのでまたちょくちょく覗いてみようっと。


ディラン
住所:東京都千代田区神田駿河台3丁目3-3K&TT駿河台ビルディング
電話番号: 03-3292-3505
営業時間:11:30-15:00(ディナーは不定期営業)
定休日:日曜

最後に

カレーの街・神保町の新旧おすすめカレー、いかがでしたか?一口にカレーと言ってもそのバリエーションは本当に豊富で、カレーの奥深さを再認識しました。神田エリアにはまだまだ訪れるべきカレー屋さんがたくさん。今後もカレー情報を共有していくのでお楽しみに!