先日、大学の友人たちと香港旅行に出かけてきました。食べたいものは片っぱしから試してみようと意気込んでスタートした食い倒れ旅。
朝早くであろうと、もりもり食べてきました。この記事では湾仔(ワンチャイ)「華星冰室」の絶品香港式朝ごはんを紹介します。
香港の朝食文化
香港の街中には朝早くから営業しているお店がたくさん。というのも家賃が高い香港ではキッチンやダイニングがかなり狭く、食事を用意するのも一苦労なんだそう。
ブバちゃん
旅行中に通りがかったお店は朝から結構繁盛している様子でした。時間に追われがちなサラリーマンは屋台でテイクアウトすることも多いみたい。
選択肢が豊富な香港の朝食の中から代表的な食事をいくつか紹介します。
飲茶(ヤムチャ)
甘味まで含めるとその数は1000を超えると言われる点心も、香港では朝から食べることができます。
いろいろな料理を少しずつ味わえるのが嬉しいですね。添好運(ティムホーワン)で食べた点心も美味しくてリーズナブルで最高だったな。
お粥
お粥も香港朝食の定番。麺類のお店で提供されているのをよく見かけましたが、専門店もかなり多い印象です。
この旅では大手チェーンの海皇粥店でお粥モーニングをしました。具沢山でボリューム満点。
茶餐廳(チャーチャンテーン)
香港式のカフェを意味する茶餐廳(チャーチャンテーン)。イギリスの影響を受けた洋風の食べ物にアレンジを加えた、香港独自のメニューを楽しむことができます。
ブバちゃん
マカロニ入りのスープやスパムのサンドイッチなど、具材を活かした美味しい食事がたくさんありますよ。
華星冰室のモーニング
住所:Kwong Sang Hong Building Block B-d, 6 Heard St, Wan Chai
電話番号:+852 2666 7766
営業時間:7:00-23:00
クレジットカード:不可
旅行中の滞在先だった湾仔(ワンチャイ)に香港式朝食が食べられるカフェ(=茶餐廳)があるとの情報を見つけ、早速行ってきました。
目的地は華星冰室(英語名:Capital cafe)。赤色ロゴが目印です。
午前10時前に到着すると、お店の前にはすでに行列ができていました。列の進みがスムーズだったのでそのまま並んでみることに。
15分ほど待って中に入ることができました。
2010年にオープンしたこちらのお店。内装はモノトーンで統一されていたり、壁にはポップなイラストが描かれていたりとモダンな雰囲気です。
香港の芸能事務所が経営しているそうで、店内にはずらりと有名人のサインやポスターが飾られています。香港の芸能事情には明るくないので写真におさめるのは断念。
香港に来たらはずせない定番ミルクティー
華星冰室には日本語メニューがあるので、席への案内のときにお願いしました。
ゆで卵入りのコンデンスミルクやクレソンスイートティーなどもちょっと気になりますが…ここは冒険せずに定番のミルクティー(19ドル=約273円)を注文。
香港式のミルクティーは木綿で漉した濃いめの紅茶をエバミルク(無糖練乳)で割ったもの。カップの底にとろっと練乳が溜まっているのでよく混ぜていただきます。
紅茶の渋みが結構ありますが、ミルキーで美味しい!
この時点では甘みが無いので、砂糖をたっぷり加えて甘くするのが香港流だそう。ちなみにアイスミルクティー(22ドル=約316円)には予め砂糖が入っていました。
種類豊富なトースト&サンド
メニュー左に載っているお得なセットと迷いましたが、他にも食べたい香港グルメがまだまだあるので単品で注文することにしました。
ミルクティーと一緒に私が選んだのはスクランブルエッグトースト(20ドル=約287円)。
こんがり焼かれたトーストに半熟卵がこんもり盛られています。ぷるっぷる。
スクランブルエッグにはバターがたっぷり使われているようで、マイルドさと塩気のバランスが絶妙。
卵の重みでふわふわパンがぺちゃんこになっています。フォークですくいながら余すことなく完食。
友人が頼んだメニューも味見させてもらいました。こちらは校長トースト(25ドル=約359円)。トーストにとろけるチーズと黒トリュフをトッピングした一品。
高級食材をこんなにカジュアルに食べられるとは驚きです。海苔のような風味がある、塩気が強めのトーストでした。
こちらは豚ヒレバーガー(20ドル=約287円)。
ヒレカツがサンドしてあるメニューで、日本でいう総菜パンのような感覚?どこか懐かしさを覚える味でした。朝からがっつりエネルギーチャージができますよ。
混雑した店内は忙しなく、店員さんがバケツに食器を放り込む音が響きわたっていました(笑)香港の活気ある朝を体感できたので良かったかも。
最後に
今回は私が旅行中に食べた華星冰室の香港式モーニングを紹介しました。量も値段も朝ごはんにぴったり。湾仔以外にも数店舗あるので、ぜひ宿泊先の近くで探してみてくださいね。
引き続き香港の食べ物情報を更新していくのでお楽しみに。