香港のリーズナブル飲茶。ミシュラン獲得店・添好運(ティムホーワン)の本格点心

香港の食べ物と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?私の頭に真っ先に出てきたのは湯気がもくもくと立ち上る点心。この記事では私が香港旅行中に訪れた飲茶のお店を紹介します。

覚えておくと便利な基本の点心

香港の飲食店には旅行客用のメニューが用意されていることもありますが、ローカルなお店に入ると英語表記なし、写真なし、なんてことも少なくありません。点心の代表格メニューを予習して、存分に香港グルメを楽しみましょう。

蝦餃(ハーガウ)

海老が入った蒸し餃子。点心の定番メニューで、多くのお店で食べることができます。

腸粉(チョンファン)

ライスペーパーに具材を巻いて蒸したもの。鮮蝦(シンファー、海老)や牛肉(ニュウロー)などをよく見かけます。

粉果(ファングオ)

米粉を使った餃子。皮は透き通っていてもちもちとした食感です。

羅白糕(ローバッコウ)

大根餅のこと。蒸したもの(蒸)と揚げ焼き(煎)にしたものがあります。

鮮竹巻(シンチョッグン)

野菜や肉を湯葉で包んだもの。具材の旨味たっぷりのスープと一緒に食べます。

糯米鶏(ローマイガイ)

鶏肉などの具材が入ったおこわ。大きな蓮の葉に包んで蒸し上げます。

添好運(ティムホーワン)で点心ディナー

九龍・深水埗(シャムスイポー)にミシュラン1つ星を獲得したお店があるとの情報を見つけ、早めの夕食をとることに。向かったのは添好運(ティムホーワン)というお店。

IMG_4939

ミシュランと言っても敷居が高いわけではなく、リーズナブルに本格的な点心が食べられる人気店なのです。

ネットの口コミには「行列必至」の文字が多数あったのですが、土曜日の17時前に到着して待ち時間なしで案内されました。夕方の早い時間は狙い目かも。

席に案内されるとテーブルの上にやかんを発見。中身はお通しのプーアル茶で、1人あたり2ドル(約29円)が会計に加算されるシステム。

香港で点心を食べる際、注文方法が2通りあります。1つは注文用紙に数を記入して注文する方法、もう1つは客席の間を移動するワゴンからその場で注文する方法。

IMG_4941

添好運は前者だったので用紙にチェックを入れていきます。

広東語の下に英語表記もありますが、なかなかイメージが湧きづらい…結局写真付きの定番メニューの中から頼んでみることにしました。

IMG_4940

まずは酥皮叉燒包(チャーシュー入りメロンパン)。下調べの段階で絶対に食べようと決めていたのです。小ぶりのパンが3つで20ドル(約288円)。

IMG_4943

表面がさっくりとしたパン生地の中に、とろみのある餡で和えたチャーシューが入っています。

IMG_4948

パンも餡も甘めで相性抜群。2層になっているパンのほろほろ食感がたまりません。

お次は黄沙猪潤腸(豚レバー入り腸粉)。23ドル(約331円)。

IMG_4945

感想はというと、少し臭みが気になりました。腸粉自体は味がしないので醤油だれをしっかり付けるのがおすすめ。つるつるとした食感がいい。

透き通る皮が綺麗な潮州蒸粉果(潮州風蒸し餃子)は14ドル(約202円)。

IMG_4955

中国南東部に位置する潮州の料理は、海の幸を使った旨味濃縮系。あっさりした味付けで日本人の口に合うと言われています。

IMG_4957

中には小海老、ピーナッツ、青ネギ、すり身など。塩味が具材の味を引き立てます。美味しい!

つづいて香滑馬拉糕(マーライゴウ)。17ドル(約245円)マーラーカオのほうが聞き馴染みがあるでしょうか。日本のスーパーやコンビニでもたまに見かけますね。

IMG_4959

全体的にふんわり、中心はしっとり。卵の風味が美味しい甘さ控えめな蒸しケーキです。

まだまだ行きます。次に運ばれてきたのは煎臘味羅白糕(ソーセージ入り大根餅)。15ドル(約216円)でした。

IMG_4960

とろっと柔らかい舌触り。スイートチリのような甘辛いたれとの相性も意外とよく、ぺろっと完食しました。

つづいてどんっと登場したのは古法糯米鶏(鶏肉のおこわ)。こちらは28ドル(約403円)。

IMG_4964

重量のあるボリューミーなちまきなので2〜3人で食べるのがちょうどよさそう。

切り分けてみると湯気と一緒に鶏肉がごろごろ出てきました。他にも椎茸、ハツのようなものが包まれています。

IMG_4967

味が染みこんだお米はもっちもち。お米と餅のいいとこ取りした餅米は最強だと思います。

最後の一品として選んだのは晶瑩鮮蝦餃(海老餃子)。王道中の王道で〆。4つ入って28ドル(約403円)でした。

IMG_4970

中にはぶりんぶりんの海老が詰まっています。潮州風蒸し餃子とはまた皮の食感が違って面白い。こちらの方がもう少し歯切れがいい感じ。

結構注文しましたがお会計は日本円にして2500円ほど。安い!また香港に来ることがあれば再訪しようと心に決めて帰路についたのでした。

ちなみに香港に5つある店舗のうち、星を獲得したのは深水埗(シャムスイポー)、大角咀(タイコッチョイ)、北角(ノースポイント)の3店舗。星がすべてではありませんが参考までに。


添好運自製中式點心専門店
住所:G/F, 9-11 Fuk Wing Street, Sham Shui Po
電話番号:+852 2788 1226
営業時間:月〜金 10:00-21:30
土・日 9:00-21:30
クレジットカード:不可

最後に

今回は香港で食べたリーズナブルな本格点心のお店を紹介しました。海外出店もしている人気店は1度訪れる価値あり。ぜひいろんな種類を試してみてくださいね。

引き続き香港グルメの記事を更新していくのでお楽しみに!