全国にはいまだ出会ったことのないB級グルメがたくさん。いつかご当地B級グルメ旅行をしてみたいなあと妄想も膨らみますが、まずは近場で楽しむことに。
ブバちゃん
私自身も中学生でもんじゃ焼きデビューを果たして以来、すっかり虜になりました。
この記事ではもんじゃ焼きの聖地・月島にあるちょっと変わったもんじゃ屋「ひめぜん」を紹介します。
月島のもんじゃストリートへ
この日は友人たちと湾岸方面へお出かけ。バスを途中下車して月島に降り立ちました。
上京してしばらくになりますが、今回が初めての月島。土曜日にしてはあまり混んでいなかったので動きやすかったな。
とはいえ、もんじゃストリートの大通りに面したもんじゃ焼き屋さんにはどこもお客さんが入っていました。
もんじゃ焼き屋の中に数軒紛れていたメロンパンのスタンドから、香ばしいクッキー生地の香りが漂ってきて思わず吸い寄せられそうになった…
ひめぜんの変わり種もんじゃ
魅惑のメロンパンを断ち切り向かったのは、「ひめぜん」というもんじゃ焼き屋さん。
外にはサーフボードが立てかけてあったり、引き戸に洋画のポスターが貼ってあったり、もんじゃ焼き屋さんの既成概念を揺さぶってきます。
パンチのきいた店内で聞こえてきたのはThe Jackson 5のデビュー曲ABC。こんなにノリノリのBGMの中でもんじゃ焼きを食べるのは初めてで、なんだか気分が上がります。
ひめぜんのメニュー
ひめぜんはとにかくもんじゃ焼きの種類が豊富。
一見しただけでは何が入っているのかさっぱり分かりません。
壁に張られているイラストを頼りに(奥さん直筆だとか)メニューを選んでいきます。
お好み焼きや焼きそば、野菜・海鮮焼きなどのサイドメニューも充実。
ブバちゃん
という人も大丈夫。店内には人気のメニューがランキング形式で紹介されています。
上位に入っているのはベーシックなものが多いですね。初心者の私たちも例にもれず、定番どころを注文してみることに。
バター香るサイドメニュー
まずはサイドメニューからじゃがバター(480円)とはんぺんバター(550円)。バター×芋の相性は最強だと信じている私。焼く前からよだれが出てきそうです。
鉄板に「バター溜まり」ができるくらいたっぷり。この際カロリーは気にせず、目の前の食材たちに神経を集中させます。
頃合いを見てひっくり返すと、こんがりきつね色の焼き目が!
じゃがいもは濃いめでやみつきになる味付け(コンソメ?)。はんぺんは一噛みするとバターがジュワッと染み出る禁断の美味しさでした。
くせになる美味しさの変わり種もんじゃ
バター焼きでウォーミングアップを終えて、いよいよお待ちかねのもんじゃ焼きの時間です。
まずは定番中の定番、明太子もちチーズもんじゃ(1400円)。
明太子が一腹どんっと乗っていて存在感を放っています。
店員さんの華麗な手さばきはさすがの一言。土手が決壊してないもんじゃ初めて見たかも。
あっという間に食べる直前のこの状態に。仕上げに青のりをふりかけて完成です。
明太子の辛みを餅とチーズがまったり包み込みます。つぶつぶした食感もいいですね。じっくりおこげを作りながら完食。
お次はちょっと攻めて牛すじ入り黒カレーもんじゃ(1200円)をオーダー。
見た目はなかなかインパクトがありますが、組み合わせ的に美味しくないはずがない!と意見が一致。
カレー粉の横の真っ黒な物体の正体はイカスミで生地全体と混ざってすごい色になりました。
インスタ映えしない食べ物暫定1位。もはや鉄板との境目が分からなくなっています。
このビジュアルを前に一抹の不安を抱きながらもぱくり。……美味しい!!
出汁とイカスミが合わさって旨味たっぷりの和風カレーでした。牛すじは部分的に硬くて食べづらかったですが、カレーと相性抜群。
若いご夫婦のアイデアと遊び心が散りばめられた刺激的なお店でした。つい長居したくなってしまうゆるい雰囲気も魅力的。
最後に
今回は月島・ひめぜんの一風変わったもんじゃ焼きを紹介しました。メイン通りから外れているからか、待つことなくお店に入れましたよ。
初訪問ということであまり冒険できなかったので、次は目についた変わり種もんじゃを注文してみようっと。
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