12月に香港旅に行ってきたばかりですが、東アジアの美味しいものを求めて再び日本を飛び出しました。今回の行き先は台湾。
この記事では台北で見つけたおすすめベジタリアンビュッフェのお店「祥意素食館」を紹介します。
台湾の素食(ベジタリアン)文化
台湾はベジタリアンが多い国。人口に占める割合は約13%とも言われています。
もともとは宗教上の理由がほとんどでしたが、最近では健康志向をはじめ、さらにベジタリアンが増えているそう。
台湾素食(スーシー)とは
中国語で菜食のことを素食(スーシー)と言います。
(Wikipediaより転用)
肉類、魚介類、卵などの動物性食品とネギ、ニンニク、ラッキョウなど五葷(ウーフン)と呼ばれる匂いの強い野菜は使用しないことが特徴。
ブバちゃん
ベジタリアンやヴィーガンのメニューでもよくソイミートなるものを見かけるし、菜食と豆って相性がいいんだなあ。
台北・祥意素食館でヘルシーランチ
台北駅周辺は結構な賑わい。アーケード沿いには飲食店がいくつも軒を連ねていて、日系のチェーン店もたくさん見かけました(現地の若者がたくさんいた)。
十字路に迷いながらあちこち行き来した結果、気になるお店を発見。
店構えと中にいたお客さんのローカルな雰囲気につられて入ってみましたよ。
肉魚いっさい無し。ベジタリアンビュッフェ
こちらの「祥意素食館」はビュッフェ形式の食堂のような雰囲気。
こういうセルフサービスを自助餐(ズージューツァン)といって、台北市内には素食自助餐のお店がいくつかあるようです。
ブバちゃん
- 入り口右手のトングと紙皿or蓋付きの紙パックを取る
- 好きなおかずを選ぶ
- 満足いくまで詰め終わったらレジへ
色とりどりのお惣菜が並んでいます。これお肉じゃないの?と思うような見た目のものもちらほら。
綺麗な巻き寿司もありますね。説明書きは無いので、フィーリングでどんどん詰めていきます。
深めのカップはスープ(無料)やお粥を入れる用。あんこたっぷりのデザートもありました。
料金は重さで決まる
こちらのお店では100gごとに24元(約87円)支払う仕組み。
3人分一気に量ってもらったところ、250元(約900円)でした。白ご飯か玄米(各10元)が必要ならレジで頼むこともできますよ。
選択肢に玄米があるのも健康的なメニューが揃うお店ならではです。
バリエーション豊富な絶品おかず
容器は蓋付きのタイプを選んだのでこのまま持ち出すこともできますが、今回は店内で食べることに。
お客さんは中高年層が多かったかな。お昼休みらしき若い女性もちらほら。
全部で30種類以上はあったお惣菜の中から厳選してできあがったのがこちら。
ついつい欲張って10品も詰めました。いろんなおかずを少しずつ食べられるデリみたいな感覚。
これだけ種類があるのにどれも違う味付けで、めちゃくちゃ興奮しました。
特にお気に入りだったのは豆腐系のおかず。右下は一見肉に見えますが、実は湯葉なのです。
そういえば台北駅で購入した台湾鉄道の駅弁にも同じおかず(写真右下)が入っていました。定番なのかな?
何層にも重ねられた湯葉から甘辛いタレがじゅわっと染み出て、ご飯が止まらない。
駅にはベジタリアンメニューだけを詰めたお弁当も売られていたのでチェックしてみてくださいね。
ブバちゃん
台北で行ったお店で1番好きだったかも、と思えるくらい大満足。
基本的に味付けは濃く、揚げ物や麺などもあるので、「野菜料理は物足りない…」というイメージを持っている人にもおすすめ。肉好きの友人も気に入った様子でしたよ。
最後に
今回は台湾・台北の素食(スーシー)を紹介しました。世界的にベジタリアンの割合が増加傾向にある今、旅行先でこういう食文化が発展していると重宝されそうですね。
私自身はベジタリアンではありませんが、ヘルシーで種類も豊富な食事にはかなりテンションが上がりました。次回台湾に行くことがあれば絶対また来ようっと。
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