東京の街中を歩いていると、思わず振り返ってしまうような行列に出くわします。最近特によく見かけるのが、タピオカドリンクを求めて長蛇の列をつくる人たち。
ブバちゃん
タピオカが人気なのは日本に限ったことではなく、アジア以外の国でも「バブルティー」「ボバティー」の名で親しまれています。
今回はタピオカの発祥の地・台湾に行ってきたので、実際に行った現地のおすすめチェーン店を紹介します。
台北の定番タピオカチェーン巡り
この旅の目的地は台湾随一の大都市・台北。街中にはタピオカ専門店がたくさんあるので、食べ歩きしがいがありますよ。
50嵐(ウーシーラン)
まず向かったのはこちら。思わず「いがらし」と読んでしまいそうな「50嵐(ウーシーラン)」。
ガイドブックには必ずと言っていいほど載っている定番チェーンです。
メニューのお茶の種類が豊富で悩んでしまいます。この日は肌寒かったのでクリーミーなものが飲みたくなり、波霸烏龍奶茶(ジャンボタピオカウーロンミルクティー)を注文。
Mサイズ(40元=約147円)でもこのボリューム!400ml近く入ってたんじゃないかな。驚異のコストパフォーマンスです。
その名のとおり粒の大きなタピオカがごろごろ。ウーロンミルクティーは渋みとコクがあって美味しかったです。
小腹満たしのつもりが結構お腹いっぱいになりました。飲みすぎ注意。
清心福全(チンシンフーチャン)
ぐでたまやハローキティなどサンリオキャラクターとのコラボが現地でも話題になった「清心福全(チンシンフーチャン)」。
宿泊先からも近かったので2泊3日の旅行中だけで2回足を運びました。
メニューはこんな感じ。日本語の表記と分かりやすいイラストがあるので、注文も楽ちん。
清心福全の飲み物は基本的にタピオカが入っていないシンプルなもの。
お好みでタピオカのサイズを選んだりナタデココ、仙草ゼリーなど日本では見ない具材を追加したりすることができます。
蜂蜜奶茶(蜂蜜ミルクティー)のMサイズ(45元=約165円)にタピオカを追加。控え忘れてしまいましたが、トッピングは10~15元でした。
カップにはやっぱりキャラクターが。
「奶茶」と書いてあるミルクティーは脱脂粉乳のようなものを使っているので結構あっさり。もちもちのタピオカと合わせるといい感じです。
友人が頼んでいたプリンミルクティーも味見させてもらいましたが、こちらは完全に甘党向け!目が覚める甘さでした。
現地でタピオカを注文
台湾のタピオカドリンクは好きなようにカスタマイズできることを知っていますか?
自分好みのドリンクを注文する方法を紹介します。
ブバちゃん
注文の流れ
観光客が多いチェーン店には日本語表記があったり、英語で対応してもらえたりするので心配しすぎる必要はありません。
ただ、流れを知っておくと慌てずにすむので簡単に見ていきましょう。
①氷の量を選ぶ
まずは氷の量を選びます。常温やホットも頼めるので1年中楽しめますね。
- 正常冰:普通の量(100%)
- 少冰:少なめの量(70%)
- 微冰:少し(30%)
- 去冰:氷なし
- 常温
- 溫飲:温かめ
- 熱飲:熱め
氷が溶けて薄くなるのが嫌なので、微冰をオーダー。最後まで美味しく飲めました。
②甘さ(砂糖の量)を選ぶ
台湾のタピオカドリンクは日本人にとってはかなり甘めの味付け。甘いものが苦手な人は砂糖の量を調節することをおすすめします。
- 無糖:0%
- 微糖:20%
- 半糖:50%
- 少糖:80%
- 全糖:100%
私は微糖を選びましたが、ほんのり優しい甘みと茶葉の風味をしっかり感じられて気に入りました。
③タピオカ(サイズ)を選ぶ
メインのタピオカもカスタマイズ可能。お店によってはデフォルトがタピオカ抜きのところもあるので、要注意です。
ブバちゃん
- 波覇:大きなサイズのタピオカ
- 珍珠:普通サイズのタピオカ
- 粉圓:小さなサイズのタピオカ
個人的には噛みごたえのある大きなタピオカが好み。むちっとした食感がたまりません。
今回は紹介しきれなかったお店もカスタム内容はほとんど同じなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
最後に
今回は台湾・台北で人気のタピオカドリンクチェーンを紹介しました。さすが本場は種類も多くてカスタマイズも楽しい。
台湾のスイーツといえば、昔ながらの露店で食べるぜんざい「芋圓(ユィエン)」もおすすめ。ぜひいろいろ食べ比べてみてくださいね。
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