レバーと言えば好き嫌いが分かれる食べ物の代表格ですが、私にとっては大好物。新鮮なレバーを食べまくるために神保町の行列に並んだこともあります。
どうしても無視できない名前のお店を見つけ、恋い焦がれること半年…ようやく食べに行けました。
今回の記事は鶏の希少部位が堪能できる焼き鳥屋「四ツ谷れば屋」を紹介します。
人気の焼き鳥店「四ッ谷れば屋」
そのお店というのが「四ッ谷れば屋」。四ッ谷駅から徒歩5分ほどのところに位置する焼き鳥屋さんです。
ブバちゃん
希少部位が食べられる人気店の営業は16:30から。18頃には席が埋まってきてしまうので、予約することをおすすめします。
コスパよしの一品料理
今回は焼き場がよく見えるカウンター席。まずは軽く乾杯してさっと出るものを注文。
全体的にリーズナブルなので、気になったものをちょこちょこ食べられるのが嬉しい。
生とまと(300円)。
大ぶりなトマトを丸々出してもらえるのでウォーミングアップにはぴったりです。粗塩って美味しいよなあ。
一品料理の中でもおすすめなのは鶏スープ(200円)。
濃厚な鶏ガラスープは旨味成分がたっぷり。とろみが強くて飲むと喉がコーティングされます。
熱が逃げにくいので火傷には要注意。
希少部位のオンパレード
ここからは待ちに待った焼き鳥たちが登場です。ちなみに味付けは全部塩。
まずはこれでしょう!と鼻息を荒げながら頼んだレバー(1本140円)。赤色が透けていてレアな焼き加減なのが分かります。
鶏レバー特有のもっさり感が無く(個人的にはもっさりも好きだけど)、とろっとなめらかな舌触り。美味しい!!
こちらは「そり」と呼ばれる部位(1本210円)。
ぷりっと弾力があって、とってもジューシー。骨盤のくぼみにある筋肉なんだそう。
お次もあまり聞き慣れない「おび」という部位(1本140円)。
ももの真ん中あたりのお肉だそうで柔らかい!でも意外と脂は少なくてあっさりしていました。
ここで肝好きの定番、はつ(1本140円)の登場です。
鮮度がいいからか、さくっと歯切れが良くて美味しい。中はレアっぽくて柔らか〜。
ここからさらに希少部位を食べ進めます!!
こちらはアキレス(1本210円)。その名の通り、ふくらはぎのあたりの筋肉質な部位。
ごりごり固いのかと思いきや、ほどよい歯ごたえ。噛めば噛むほど旨みが染み出します。
豆のような見た目のこちらは「あずき」(1本160円)。鶏1羽から1つしか取れない脾臓(ひぞう)が小豆に見えることから、こう呼ばれているそう。
皮の食感はまさに豆そのもの。中身はなめらかで臓物が好きな人におすすめの部位です。
お次は「さえずり」(1本140円)。なんと鶏の食道、気管です。
淡白な味でコリコリしています。強いて言うなら軟骨に近いかな。
つづいて管つながりで「まく」(1本160円)を注文。まさかリンパを食べる日が来るとは…
表面の柔らかい部分と中のコリコリした部分のコントラストが楽しめます。思っていたより脂を感じました。
串の最後を飾るのは「ちょうちん」(1本210円)。ファンも多い一品ですよね。
卵になる前の状態のもの(通称:きんかん)が輸卵管や卵巣で繋がっている様子から、この名が付いたんだとか。
一気に口の中に放り込むと、ぷつんと弾けた中から濃厚な黄味が溢れます。とにかく濃い。コンディションが良くないと食べられないかも(笑)
個人的にどうしても外せなかった白れば炙り(640円)も注文。産卵前に栄養を蓄える雌鳥から取れる脂肪肝のこと。
レバーのさらに上を行くとろとろ食感。鶏のフォアグラと言われる人気の希少部位です。
お腹も満たされてきたので、デザートにちーず串(1本210円)。
チーズ×はちみつの組み合わせなんて疑う余地もありません。表面に軽く焼き目が付いたカマンベールが香ばしい。
今回は残念ながらご飯ものまで入りませんでしたが、とりはだ茶漬けや五目焼きおにぎりなど魅力的な〆もありますよ。お試しあれ。
最後に
今回は四ッ谷れば屋で希少部位だらけの焼き鳥をご紹介しました。串やおつまみが美味しいお手頃なコースもおすすめ!
ゴールデンウィークのお出かけにぜひ行ってみてください。
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