絶品！鮭専門店「しゃけ小島」で夜定食を食べてきました【代田橋】

京王線に揺られながら、代田橋にやってきました。

笹塚と明大前の間、繁華街とは呼べないこのエリアに足を踏み入れた理由はただひとつ。

この記事では絶品鮭が食べられると噂の「しゃけ小島」をレポートします。

代田橋と沖縄の意外な関係

初めて代田橋に降り立ったこの日。駅前からお店までのわずかな距離ですが、代田橋が思いがけず面白かったのでちょっとだけご紹介。

町おこしから生まれた沖縄タウン

駅から出てまもなく、小さな飲食店が軒を連ねるエリアを発見しました。

早い時間から一杯酌み交わしている人たちを横目にさらに進んでいきます。

ここで「沖縄タウン」の文字を掲げる看板を発見。

杉並区にはもともと沖縄出身の学者が住んでいたこともあり、沖縄出身者が多いのだそう。都内でも有数の沖縄料理店が集中するエリアなんですよ。

そういう背景もあり、この商店街で街を盛り上げようという声が上がった際、白羽の矢が立ったのが沖縄だったというわけです。

しゃけ小島がお店を構えるめんそーれ大都市場の中に入ると、やっぱり沖縄料理店が目につきます。

シーサーやちょうちんに囲まれて南国を訪れたような気分。右手に見える民家のような建物も飲食店です。

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鮭づくしの専門店「しゃけ小島」

お店の中に入ると一転して落ち着いた雰囲気。カップルや会社帰りのグループが食事を楽しんでいましたよ。

18時過ぎですでに満席という人気ぶり。予約で来ているお客さんも結構いました。

鮭づくしのアラカルト

鮭のお店を名乗るだけあって、メニューには専門店らしい鮭づくしの料理が載っています。

ご飯のお供も充実していました。もちろん鮭とは関係ない定番の一品料理もあるのでご安心を。

まずは冷やしトマト（420円）でさっぱりしつつ、メニューを隅々まで眺めます。

特に惹かれたのが鮭を使ったおつまみ。皮付きのまま乾燥させた鮭とばや、鰹節ならぬ鮭節などお酒によく合う珍味が揃っています。

こちらは北海道の郷土料理「めふん」を使ったじゃがバタめふん（690円）。

めふんとはオス鮭の腎臓から作られた塩辛のこと。

なめらかな食感と強めの潮の風味が特徴です。ホクホクのじゃがいもとバター、塩辛の相性は言うまでもなく抜群。

もちろん今夜の目玉である鮭も頼みました。焼き鮭と一口に言ってもその種類はさまざまで、塩焼きから粕漬け、西京焼きまで選べます。

この日は話し合いの結果、自家製粕しゃけ（900円）に決定。

脂がのったふっくらした鮭を頬張れば幸せな気分になること間違いなし。ふわっと香る酒粕もいい。日本酒ともよく合います。

白米が進む夜定食

しゃけ小島でぜひ食べてもらいたいのが定食。焼き鮭やカマ焼き、丼もあります。

夜でも定食が食べられるお店だと、ひとりでもふらっと立ち寄りやすいですよね。

アラカルトにも載っているメイン料理に小鉢が付いてくるお得なメニューです。

粕鮭はすでに堪能したので、オーソドックスなしゃけ定食（1550円）を選びました。

この日の献立はこちら。

• 青菜の煮浸し
• 切り干し大根
• とろろ
• 焼き鮭
• 漬物
• 白飯
• あおさの味噌汁

外食で不足しがちな野菜を摂れて健康的です。味噌汁とご飯はおかわりできるのが嬉しい。

再びふっくら厚みのある身に酔いしれます。ちょうどいい塩加減、パリッと焼き上げられた皮は職人技ですね。

黙々と食べ続け、ぺろりと完食。

飯田橋の干物居酒屋「越後屋亀丸」の夜定食につづいて、お気に入りが増えました。

立ち飲み形式の姉妹店

同じくめんそーれ大都市場内、しゃけ小島から徒歩30秒のところにあるのが姉妹店「しゃけスタンド」。

その名のとおり、立ち飲みのお店です。

ユースケさん(@yusuke_milk_)がシェアした投稿 – 2018年 6月月24日午前1時47分PDT

しゃけスタンドでしか食べられないカレーやおでんも美味しそうで無視できません。

次はしゃけスタンドに行ってみよう、いや、しゃけはしごをしようと心に決めて沖縄タウンをあとにしました。

最後に

しゃけ小島はふっくら絶品鮭が食べられる専門店。焼き加減はさすがの完成度で、一口含むだけで白米が止まらなくなる美味しさです。

新宿から2駅とアクセスもいいので、ぜひ代田橋に鮭を食べに行ってみてくださいね。