肉料理の中でも異色の存在感を放っているジビエ。好みが別れるジャンルではありますが、クセのある風味がなんとも言えない美味しさ。
シカにウサギにイノシシ…ジビエにもいろいろありますが、今回の目当てはラム!
ブバちゃん
この記事では一風変わったラム料理が食べられる「BISTROひつじや」を紹介します。
BISTROひつじや
丸ノ内線四谷三丁目駅から新宿方面へ歩くこと5分。
この日訪れたのは、ひつじのイラストが目印の「BISTROひつじや」。代々木に本店を構える人気店です。
ひつじやのおすすめ料理
ビストロひつじやではラム肉はもちろん、普段なかなか出会えないエスニック料理を堪能できます。
中東やアフリカの料理を中心に、南米や韓国まで大陸を制覇する勢いのメニューたち。
名前だけでは判断のつかないカタカナがずらり。横に添えられた説明書きを読みつつ選んでいきます。
まずは軽めのものから。
ほうれん草のサラダ(450円)。
オリーブオイルとパルメザンチーズの間違いない組み合わせです。ひたひたで美味。
ガーリックスープ(470円)も注文。
溶き卵と砕いたニンニクで底が見えない。運ばれてきたときからニンニクの匂いが漂うほどエキスたっぷり。翌日は覚悟してください。
個人的に1番おすすめの料理がこちら。レアステーキ(S)!
生肉ってなんでこんなに美味しいんだ…これだけ盛られていて1200円は嬉しい。
ブバちゃん
和風のソースがかかったラム肉はしっとり柔らか。焼いたものに比べると独特な風味も薄いような。
付け合わせの生タマネギをステーキで巻いたら、至高の食べ物の出来上がりです。
レアステーキはSサイズとMサイズがありますが、毎回Sサイズを2回頼んでしまいます(笑)S×2皿がMより安いので、お代わりのハードルが下がるんだよなあ。
こちらも外せないメニュー。スペアリブのいぶし焼き(2ピース900円)。
先ほどのあっさりとしたステーキとは対照的な、甘い脂がのったジューシーな1品。
スモーキーな香りに食欲がますます湧いてきます。最後の最後まで骨にかぶりつきながら完食。
次は炒めもの。ケッタスブジャ(680円)と名が付いたこちらも只者ではありません。羊肉とサボテンが入ったインド風野菜炒め。
食用サボテンの若芽は「ノパル」と呼ばれていてメキシコやアメリカの南の方ではよく使われる食材だそう。
ブバちゃん
食感はサクッネバッ。肉厚だけど歯切れが良くてアロエに近い粘り気があります。スパイシーな味付けとサボテンの酸味の相性もいい。
そして今回最も衝撃を受けたのがこちら。
(※ちょっとグロテスクなので注意)
そう、ひつじの脳みそです。
ひつじの脳みそニュージーランド風ガーリックバター炒め(1140円)。
ひっくり返すとカリフラワーのようにも見える…想像しすぎるとゾワゾワするのでこの辺にしておいて、いざ実食!
もったりなめらかな口当たり。やや臭みが強くなるものの、ホルモンが好きだったら美味しく食べられるかも。脳みそまでラムの風味がして不思議だった〜!
魚介と羊肉のアチャル(680円)。
魚介と軽く火が通った羊肉のナムル。結構ピリッとくる辛さ。
世界最小のパスタの異名をとる「クスクス」に惹かれつつも、〆はカルボナーラ(820円)で。
スパゲッティとソースだけで仕上げたシンプルなメニュー。クリーミーさはありつつ、果物のような甘くて爽やかな風味もあって新感覚。
ひつじ丸々食べた気分…お腹いっぱいで満足の晩ごはんとなりました。
世界のグラスワインをワンコインで
ひつじやを紹介する上でもう1つ忘れちゃいけないのがワイン。
テーブルの厚いアルバムには世界のワインのプロフィールが綴られています。
「原価+100円」と謳っているだけあって、500円以下でグラスワインが楽しめます。
残念ながらお酒には詳しくないので、この星が役に立ちました。やっぱりお肉にはワインが合う〜
最後に
今回は「ビストロひつじや」の珍しくて美味しい料理を紹介しました。ラム肉の専門店でありながら産地直送の魚を扱っていたり、食べたことのない食材が出てきたり、飽きの来ないお店です。
全体的にリーズナブルな価格帯ですが、ランチタイムはさらにお得になって1000 円以下で羊料理が食べられる!都内に系列店が5店舗あるので、ぜひ足を運んでみてください。
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