最近コンビニのおでんを前に足を止めることが増え、夏の終わりをひしひしと感じています。
最近おでんが食べたくなるから夏も終わりだな
— 腹ペコ女子大生 (@harapekojoshi) 2018年8月31日
東京でおでん屋に行ったことは片手で数えるくらいしかないのですが、数年前に感動したおでんを思い出して久しぶりに行ってきました。
この記事では日本橋の老舗おでん屋「日本橋 お多幸本店」を紹介します。
おでんの老舗「日本橋 お多幸本店」へ
住所
:東京都中央区日本橋2-2-3 お多幸ビル
電話番号:03-3243-8282
営業時間:月〜金曜日 13:30-14:00 17:00-23:00
土曜日 16:00-22:30
定休日:日曜日
クレジットカード:不可
「日本橋 お多幸本店」は日本橋2丁目交差点と日本橋交差点の中間あたりにお店を構えています。
東京駅にも近く、アクセスしやすい。
大正12年の創業から平成14年まで銀座で営業を続けていましたが、その後日本橋に移転して今に至ります。
新橋と新宿にも暖簾分けした店舗がありますが、ちょっとずつ違いがあるんだとか。全部行ってみたいな。
この日は土曜日の16時過ぎ、開店してまもなくお店に到着しました。
戸を開けるとすでに一杯始めているお客さんたち。1席だけ空いていたカウンターにすべりこみました。
絶品関東風おでんを食べてきました
混雑必至の人気ぶり
整然と並ぶおでんたちの美しさを堪能できる場所でラッキー!
テーブル席は1〜4階まで(1階のみ禁煙)。私の後に入ってきたお客さんは上の階へ通されていました。
時期によっては平日で2時間待ち、なんてこともあるみたいなので早い時間にさくっと行ってしまうのがおすすめ。
関東風の染みしみおでん
席について早速日本酒を飲みつつ、メニューを眺めます。
日本橋お多幸本店のメニューがこちら。
おでんはもちろん、築地から仕入れているという魚や焼き鳥も揃っています。
今回は1人なのでおでんに的を絞って食べ進めて行くことにしました。まず頼んだのがこちらの4品。
定番のだいこん(260円)とたまご(200円)は絶対はずせません。
鰹と昆布の出汁、砂糖、醤油を使った甘辛い味付けが関東風なんだそう。
ブバちゃん
九州出身の私にとって、この黒々としたおでんはあまり馴染みがなく新鮮。しっかり出汁が染みた濃いめの味付けは絶品です。
初めて食べたのが、しのだまき(280円)。かまぼこを厚揚げで包んだもので、主に関東のおでんに入っているそう。
お多幸本店の練り物は同じく日本橋の老舗「神茂(かんも)」のものを使っているそうで、ぶりんとした弾力があります。
こぶまき(240円)の中に入っていたのはごぼう。
出汁を吸ったごぼうはねっとりとした食感で、はじめは里芋かと勘違いするほどでした。
勢いよく食べ進め、ここで追加の注文を。
たけのこ(240円)は程よく硬さが残っていて歯切れもいい。
これまでの具材より味が濃くないので、途中で食べるのにちょうど良かったです。
こちらは夏季限定のトマト(400円)のおでん。
綺麗に湯むきされたトマトまるまる1個。箸を入れるとじゅわっと汁が出てきます。
酸味が飛んで甘みが強くなるので、すごく食べやすい。深めの器に残ったご自慢の出汁とトマトの果汁まで飲み干しました。
次回は外にメニューが出ていたアボカドのおでんも食べてみよう。
〆は絶対「とうめし」で
好きなものを一通り食べたので、そろそろ〆のご飯。お多幸本店で食べるべきは何と言っても「とうめし」!
茶めしの上に豆腐が乗っている看板メニューです。以前来たときはランチでとうめしを食べ、感激したので今回も迷わず注文しました。
ちなみにランチメニューのとうめしには味噌汁とお新香、大根サラダにおでんも少し付いています。
こちらの定食は驚きの税込670円。行列ができるのにも納得です。
今回頼んだのはお米と豆腐が半量になった半とうめし(200円)。華やかな組み合わせではないですが、これが美味しいんだよなあ。
固めに炊き上げられたお米と柔らかな豆腐が最高に合う。
出汁もたっぷりかけてもらえるので、さらさらと飲むように食べきりました。
記憶していたとおり美味しくて、終始幸せな気分。四季に合わせた具材も出しているそうなので、また食べにこようっと。
最後に
今回は日本橋の老舗おでん屋「日本橋 お多幸本店」を紹介しました。
大正の創業時から継ぎ足されている甘辛の出汁は、やみつきになる美味しさです。これからますますおでんが美味しくなる季節。お店に行ったときには忘れずにとうめしを食べてみてくださいね。
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