人気ペリメニ(水餃子)専門店で本場のロシア料理を堪能しました【ウラジオストク】

「日本に1番近いヨーロッパ」として人気のロシア・ウラジオストクへ旅行しました。

成田から飛び立ってウラジオストクに着いたのが午後6時。すっかり日も落ちていたので急いでタクシーに乗り込み市街地へ向かいます。

ブバちゃん

空港から街中までは1時間くらいで着くよ

記念すべきウラジオストク最初の夜は、ロシア名物「ペリメニ」が食べられるお店へ。リーズナブルで美味しく、滞在中にもう1度訪れるほど気に入りました。

この記事では友人ともどもはまったウラジオストクのペリメニ専門店「ローシキ・プローシキ」を紹介します。

ローカルにも人気の「ローシキ・プローシキ」へ


お店の情報
ローシキ・プローシキ(Ложки пложки)
住所:ул.Светланская,7,Владивосток,Приморский край,690091
営業時間:月~金曜日 9:00-24:00
土・日曜日 10:00-24:00

おしゃれなレストランやセレクトショップが立ち並ぶエリアの一角にローシキ・プローシキはお店を構えています。

木目調の看板が目印。階段を下った地下部分がお店になっています。

店内は温かみのある雰囲気。旅行客だけでなく現地の人も多く見受けられました。

お一人様も結構見かけたのがちょっと意外だったな。

ロシアの水餃子「ペリメニ」

ローシキ・プローシキの1番の名物は「ペリメニ」という料理。

ロシアの伝統的な餃子で、肉や海鮮、野菜など具材のバリエーションが豊富です。

ラム肉やえびにも惹かれましたが、ここはベーシックな「おばあちゃんのペリメニ」(290ルーブル=約498円)を注文。

ころんと小ぶりで可愛らしいですが、300g以上あるのでなかなかボリューミー。

もっちもちの生地に牛肉ミンチとにんにく、ディルなどが入っています。スメタナ(サワクリーム)をたっぷり付けて食べるのが至福です。

野菜が食べたかったら「ヴァレーニキ」

同じく餃子のメニューに載っていたのが「ヴァレーニキ」。

ロシア人の間でも意見が分かれるみたいですが、大まかに肉や魚が入っているものはペリメニ、野菜や果物と食べるのがヴァレーニキと考えるのが一般的だそう。

キャベツ、じゃがいも、じゃがいも&きのこの3種類が入っているセット(280ルーブル=約450円)を頼んでみました。

ペリメニとは包み方が違って面白い。じゃがいもはマッシュされていてなめらかな舌触り。炭水化物が胃にきましたが美味しかったな。

この日はタラのクリームソースがけも注文しましたが、手違いでクリームソースパスタが運ばれてきました。

ベーコンとクリームソースなのでカルボナーラに近かったです。水餃子でお腹いっぱいでほとんど手を付けられず…

注文の間違いを指摘しましたが、しっかりお会計に勘定されていました(笑)

王道ロシア料理はお酒といっしょに

初日は思いがけず小麦粉三昧になってしまったので、2度目はいろんなロシア料理を食べてみました。

ビーツが色鮮やかなサラダ&スープ

メインを食べる前にちょっと食べようとメニューを眺めていると「毛皮のコートを着たニシン」サラダ(180ルーブル=約308円)なるものを発見。

興味本位で注文してみました。運ばれてきたのがこちら。

にんじんやじゃがいも、玉ねぎなどの野菜をマヨネーズとゆで卵で和えた甘めのサラダ。

中にはプリっとしたニシンがごろごろ入っていて食感がいいです。

ビーツを使ったロシア料理といえば、やはりボルシチ(190ルーブル=約326円)!旅行中まだ食べられていなかったのでシェアすることに。

ビーツたっぷりの赤いスープに丸パンスメタナ週末に開催される市場でも見かけた「サーロ」が付いてきます。

そのままだとあっさりしているボルシチにサワークリームを投入。一気にコクが増してさらに美味しくなりました。

選べるサイドもロシア式

この日は食べたいものを頼もう、と「タラのクリームソースがけ」と「ストロガノフ風レバー」をそれぞれ注文。

肉や魚には蕎麦の実、マッシュポテト、白ごはんの中からサイドを選べます。

日本ではあまり見かけない蕎麦の実ですが、ロシアでは主食としてよく食べられているそう。

店員さんに聞いてみたところ、「ご飯みたいだけどちょっと違って面白いですよ」とのコメント。せっかくなので頼んでみました。

こちらがレバーストロガノフと蕎麦の実(350ルーブル=約600円)。

細切りの鶏レバーがたっぷり。白いストロガノフはクリームシチューのようでほんのり甘みがあります。

ぷちぷちとした食感の蕎麦の実も美味しい!粒が小さいのでクリームによく絡みます。

こちらはタラのクリームソース(350ルーブル=約600円)。

マッシュポテトを添えて間違いない組み合わせです。魚自体が淡白なので濃厚なソースとのバランスが程よい一品でした。

ぐびぐび飲める自家製ウォッカ&はちみつビール

ローシキ・ピローシキは料理だけじゃなく飲み物も魅力的

メドヴーハ」と呼ばれるはちみつのビール(250ルーブル=約430円)を頼んでみました。クマのラベルが可愛いビールを注いでみると、ほんのり黄色がかっています。

はちみつの芳醇な甘みがしっかりして美味しい!あっという間に中瓶を飲み干してしまったほどでした。

もう1つ惹かれたのが「ナストイカ」(150ルーブル=約257円)です。ロシアの家庭ではウォッカにハーブや果実などを漬け込む習慣があるそう。

こちらのナストイカもベリーを中心に作られているらしく、ワインのような見た目。当たり前のようにストレートで出てきました。

恐るおそる一口すすってみると、これが飲みやすい!香りこそアルコールですが、フルーティーでジュースみたい。

今回は食事のみの利用でしたが、カフェとして訪れるときにはティーポットで飲めるロシア紅茶やケーキもありますよ。

美味しい料理とお酒、居心地のいい空間に大満足でお店を後にしました。またウラジオストクに行くときは絶対に行こうっと。

最後に

今回はウラジオストクのレストラン「ローシキ・プローシキ」を紹介しました。ペリメニやボルシチ、ピロシキなどロシアの定番料理をいろいろ楽しみたいときにぴったり。

カジュアルで居心地もとてもいいので、ウラジオストクでリーズナブルに食事を楽しみたいときはぜひ行ってみてくださいね。

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