10月のウラジオストクはすでに寒く、東京の真冬のような気温。
日が暮れると氷点下近くまでぐっと冷え込むので、旅行中はこまめにカフェで身体を温めていました。
この記事では私が旅行中に訪れたウラジオストクのおすすめカフェを紹介します。
目次
グム百貨店裏庭の穴場スポット
ウラジオストクの目抜き通り「スヴェトランスカヤ通り」でウラジオストク建設当時から商いをしているグム百貨店。
ブバちゃん
老朽化に伴い2016年にリニューアルしたらしく、私が足を運んだときにはZARAと小規模な宝石店、催事スペースくらいしか入っていない商業施設と呼ぶにはちょっと寂しい様子でした。
最新スポットが集まる「グム裏」へ
近年ウラジオストクで注目されているのはグム百貨店そのものではなく、百貨店の裏手にあるスポット。
レンガ造りの壁に描かれたストリートアートや可愛らしいベンチが並び、通称「グム裏」として市民の憩いの場になっています。
レトロな建物の内部にはグルメバーガ店やケーキ屋、カフェなど今どきのお店がたくさん!美味しいものに出会えそうです。
休憩や作業にぴったりの「カフェイン」
住所:ул.Светланская,33,Владивосток,Приморский край,690091
営業時間:月~金曜日 8:00-23:00
土・日曜日 10:00-23:00
気になっていたエクレア専門店が超満員だったので、すぐに入れそうな「カフェイン」というカフェに移動しました。
店内には長テーブル、ソファ掛けなどいろいろなタイプの席が。wifiもあるからかパソコンで作業している人が多く、ゆっくりできる雰囲気でした。
メニューがロシア語のみでまったく読めなかったので、英語とジェスチャーでなんとかカプチーノ(150ルーブル=約257円)とキャラメルマキアート(200ルーブル=約343円)を注文。
歩き回って疲れた身体に温かいコーヒーが染みわたりました。
今回は夕食前だったのでやめておきましたが、スイーツや軽食もあるのでエネルギーを蓄えるために立ち寄るのもおすすめです。
若者で賑わうアドミラーラ・フォーキナ通り(噴水通り)
スポーツ湾を臨んでカラフルなお店が立ち並ぶアドミラーラ・フォーキナ通り(噴水通り)は人気の撮影スポット。
特に韓国の若い女性たちの気合いを感じました。このエリアを彩っているお店は外観だけでなく中身も魅力的。せっかくなのでいろいろ回ってみました。
格安コーヒーチェーン「パイレーツコーヒー」
住所:ул.Адмирала Фокина,5-7,Владивосток,Приморский край,690091
営業時間:月~金曜日 10:00-20:00
土・日曜日 11:00-20:00
ウラジオストクの街中を歩いていると、強気な女性の顔がプリントされたカップを持ち歩く人をやたら見かけます。
調べてみるとウラジオストクが属する沿海州のコーヒーチェーン「パイレーツ・コーヒー」のものだと判明。さっそく行ってみました。
サイズやミルクの選択しはなく、いたってシンプルなメニュー。
フラペチーノやデザート系のドリンクもあります。
たっぷり400mlのカプチーノ(75ルーブル=約129円)を注文しました。
ウラジオストクに住んでいたら、コンビ二コーヒーの感覚で通っちゃうだろうなあ。
店内は簡単なつくりですがかなり広く、いつ入っても席が確保できそうです。
テイクアウトしてローカルっぽく散歩のおともにするのもいいですね。
食事にもおすすめの「ウフ・ティ・ブリン」
住所:ул.Адмирала Фокина,9,Владивосток,Приморский край,690091
営業時間:10:00-22:00
パイレーツ・コーヒーのすぐ左隣にお店を構えるのが「ウフ・ティ・ブリン」。
ロシアの伝統的なパンケーキ「ブリヌイ」の専門店です。11時過ぎにお店に着くとすでに満席で賑わっていました。
驚いたのはその客層で、9割が韓国・中国の旅行客。お店の方も慣れた様子でそれぞれの言語に対応したメニューを用意していました。
日本語のメニューもありましたよ。チーズを使ったメニューが多い印象。
港町のウラジオストクらしく、海鮮の具材もありますよ。
さらにデザートのページまで。
お店によってブリヌイの形は少しずつ違うようですが、こちらのブリヌイは薄くてクレープに近いもの。具を包んだりトッピングとして乗せたりしていただきます。
ランチを食べたかったので、食事系メニューを頼んでシェアすることに。まずは絶対食べたかったイクラ入りブリヌイ(450ルーブル=約771円)。
他のメニューに比べると価格は多少上がりますが、それでも1000円以下というリーズナブルさです。
大粒のイクラが溢れんばかりに包まれています。贅沢~!
イクラは小麦粉と合わせても美味しいことが分かりました。でも少しだけご飯もほしくなったな(笑)
もう1つも鮭つながりでスモークサーモンとクリームチーズのブリヌイ(230ルーブル=約394円)。
もちもちの生地の端まで肉厚サーモンがたっぷり。ディルの風味も感じられて美味しかった!
専門店で食べたロシアの水餃子「ペリメニ」と同じく、腹持ちばっちりで旅行中の食事にちょうどよかったです。
ラテ好き必見!「ミディア・コーヒー」
住所:ул.Адмирала Фокина,1А,Владивосток,Приморский край,690091
営業時間:9:00-23:00
スポーツ湾に向かってアドミラーラ・フォーキナ通りを進んでいくと、バーの数が増えてきてなんだか大人の雰囲気。
ネオンの装飾が一際目立つ「ミディア・コーヒー」が最後の目的地です。
こちらのお店では一風変わったフレーバーラテが味わえるとあって、店内にはウラジオストクのおしゃれな若者がたくさん。
英語のメニューを用意してもらえました。
朝はモーニング、夜はお酒も提供していて使い勝手がよさそう。
ショーウィンドウのケーキとが食欲をそそります。ロシアのスイーツ「ナポレオン・ケーキ」(140ルーブル=約240円)もあったので頼んでみました。
何層にも重なったパイ生地の間にミルキーな生クリームがサンドされています。くどくなくてバクバク食べてしまった…
ラテは友人とシェアして飲み比べ。こちらはオーソドックスなカフェラテ(180ルーブル=約308円)です。
カウンターでラテアートが作られるところを凝視。
「Thai(タイ)」(200ルーブル=約342円)と名前が付いたフレーバーラテも注文しました。
キャラメルラテにライムやレモングラスの爽やかな香りが加わった新感覚な1杯。意外にも甘さ控えめで洒落た味でした。
ブバちゃん
フレーバーラテ用のトッピングもこんなに種類が豊富です。
他にもバーナーで表面を炙るラテや生クリームもりもりのラテがあって面白かったなあ。
最後に
今回はウラジオストクで旅行中、一息つくのにおすすめのカフェを紹介しました。
朝早くから夜遅くまで営業しているお店が多いのでモーニングに行くのもよし、食後のデザートを食べに行くのもよし。ぜひ旅程の合間に足を運んでみてくださいね。
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