無性に揚げ物が食べたくなる時期ってありますよね。普段なら近場のコンビニで衝動を満たすのですが、この日は気分を変えて新大久保へ!
最高に美味しい韓国風フライドチキンをお腹いっぱい食べられる専門店へ行ってきました。
韓国ブームと新大久保
新大久保は首都圏でも有数のコリアタウンとして知られています。大久保通りや職安通りなどの主要エリアには韓流関連の店が立ち並び、現地に来たかと錯覚するほど。
ブバちゃん
韓流ドラマの大ブームが去って一時は新大久保を訪れる客足も落ち着いていましたが、ここ数年で人気が再燃。いつ通ってもすごい人です。
「モッパン」で人気のフライドチキン
個人的にこの韓国ブームに一役買ったのが「モッパン(먹방)」だと思っています。
モッパンを専門とするYoutuberも多く、新大久保でいまだに長蛇の列ができるチーズタッカルビやチーズドッグなど流行りの食べ物も紹介されてきました。
そんなモッパンで度々見かけるのがチキン動画。小気味いい咀嚼音がくせになってずっと観てしまいます。
Youtuberみたいに韓国のチキンを食べたい!と思い立ち、今回の目的地は新大久保に決定しました。
カンホドン678チキンへ
この日訪れたのは「カンホドン678チキン」。韓国・明洞(ミョンドン)に本店を構える人気店です。
店名にもなっているカンホドンは韓国の人気司会者で、友人いわく「ザキヤマみたい」なんだそう。看板やポスターにもたくさん登場していましたよ。
混むことを予想して店に着いたのが12時前。ラッキーなことに待ち時間も無く席に案内されました。
とはいっても土曜日とあって大繁盛。食後に店を出るときには外に行列ができていたので、確実に入りたいなら予約をするのがおすすめです。
カンホドン678チキンのメニュー
気になるチキン専門店のメニューはこんな感じ。
オーソドックスなフライドチキンから韓国の辛みのある味付け、はちみつやチーズなど甘みのあるものまで種類が豊富です。
こちらのサイドメニューにはチゲやビビンバなどの定番韓国料理も充実しています。
新大久保にチキン屋はいくつかありますが、これだけメニューが網羅されているところはなかなか見つかりません。
チキンとサイドを少しずつ楽しめるセットメニューも。いろいろな組み合わせが楽しめますね。
飲み物もお酒を中心に韓国らしいラインナップです。
こちらは友人が飲んでいたボンボン(350円)。
粒入りのぶどうジュースです。マスカットみたいな味で美味しかったな。
後引く辛さのヤンニョムチキン
前々からチキンを食べる日、と意気込んで計画していたので今回はチキンに集中!韓国のチキン屋にならって、サイズの選択肢はハーフかまるまる1羽のみだそう。
ブバちゃん
2種類のチキンが楽しめるハーフ&ハーフセット(2750円)を頼むことにしました。骨付き/骨無しを選べますが、今回は食べやすさ重視で骨無しを注文。
1品目はド直球な名前の「すごく美味しい味付けチキン」。トッポギも入っていてボリューミー。
いわゆる「ヤンニョムチキン」のことで、カラッと揚がったチキンがピリ辛のタレに絡められています。
綺麗に照りが出ていて美味しそう!かぶりついてみるとタレがたっぷりの衣はまだザクザク食感が残っていて美味。
胸肉っぽい淡白な部位が多かった印象です。こってりタレとのバランスがちょうどいい感じ。
食べ続けると辛味が結構残るのでお通しのキャベツとチキンム(大根の酢漬け)を間に挟みつつ楽しみます。
チーズパウダーたっぷりのさくさくチキン
もう1種類のチキンは「プリンボーイ」を注文。このネーミングは韓国で定番の「プリンクルチキン」から来ています。
チェダーチーズパウダーがたっぷりまぶされた甘じょっぱいフライドチキン。
チーズのマイルドな甘さとサックサクの衣がぴったり合っていて絶品!これなら1羽分でも食べられそうです。ヤンニョムチキンとは対照的に脂身のあるもも肉が多かったような…?
ちなみによく似た名前の「プリンガール」はプリンボーイよりもさらに甘みの強いチーズパウダーを使っているそう。こちらも1度食べてみたいなあ。
ピリ辛のヤンニョムチキンと甘めのプリンクルチキンの甘じょっぱいコンビが最高で、ほとんど箸を置かずにあっという間になくなってしまいました。
2人で1羽を食べてちょうどお腹が満たされる量。もしも余ってしまったら持ち帰りもできるので少食の人でも安心です。
最後に
今回は新大久保のフライドチキン専門店「カンホドン678チキン」を紹介しました。さすが専門店なだけあって衣も味付けも本当に美味しかったなあ。
注文がハーフサイズからになってしまうので、大人数でいろいろな味をシェアするのが良さそう。テイクアウトにも対応しているので、いつもと一味違ったパーティーの一品にもおすすめです。
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