ココナッツミルクやパクチーなどエスニック料理に使われる食材が大好きで、散歩中に見かけるとつい足を止めてしまいます。
赤坂を歩いていたこの日も「シンガポール」の文字を発見。夕食どきだったので入ってみることに。
この記事ではシンガポール名物の専門店「新加坡肉骨茶(シンガポールバクテー)を紹介します。
シンガポール名物「肉骨茶(バクテー)」とは?
シンガポール料理といえば何を思い浮かべますか?
ジューシーな蒸し鶏がのったシンガポールチキンライスや蟹を殻ごと茹であげるチリクラブなどが有名どころ。
チキンライスはタイ料理のカオマンガイにもよく似ていますよね。
ブバちゃん
今回食べに行った「肉骨茶(バクテー)」もかなりの人気を誇るシンガポール名物なんですよ。
豚肉の出汁が決め手のスープ
バクテーはシンガポールやマレーシアで食べられている煮込み料理です。
もともとは中国人労働者が編み出したメニューだそうで、材料はどことなく中華っぽい。
ぶつ切りの豚あばら肉(皮付き)や内臓肉を、漢方薬に用いるスパイスと中国醤油で煮込んだ料理。
Wikipedia-肉骨茶より引用
シンガポールではスープが透明な白いバクテーを、マレーシアでは中国醤油で味付けした黒いバクテーを食べる習慣があるんだとか。
「新加坡肉骨茶(シンガポールバクテー)」に行ってきました
住所:東京都港区赤坂5丁目4-14 ベルテンポ赤坂1F
TEL:080-4734-1128
営業時間:月~金曜日 11:30-23:00
土・日曜日 11:30-21:00
クレジットカード:不可
今回訪れたのは「新加坡肉骨茶(シンガポールバクテー)」というお店。バクテーの専門店だと一瞬で分かりますね。
2019年現在、麻布十番と赤坂の2店舗で営業しています。
おしゃれな雰囲気の店内
シンガポールバクテーがお店を構えるのは赤坂の目抜き通り。八角の香りがどこからともなく漂ってきます。
立地もよくスタイリッシュな外観なので、立ち止まって覗いている人もちらほら。
会社帰りの若い女性を中心に、簡単な食事をしにきているお客さんが多かったかな。
お得なセットメニューも
入店後、すぐに席に着くことができました。
こちらがシンガポールバクテーのメニュー。専門店だけあって、かなり潔いラインナップですね。
基本のバクテーにお好みでご飯や油条(中華揚げパン)、麺線(極細の中華麺)を付けることも可能。
ブバちゃん
東南アジア名物・タイガービールに合いそうなちょっとしたおつまみもあるようです。
今回はオーソドックスな骨付き肉骨茶の単品(840円)にパクチートッピング(210円)をお願いしてみました。
たっぷりのパクチーがこんもり乗せられています。
専門店に行くほどのファンではありませんが、エスニック料理には欠かせない。
こちらは同じく骨付き肉骨茶の単品(840円)をライス(210円)と一緒に。
屋台飯っぽい雰囲気が出ています。
バクテーの食べ方
イラストが可愛らしいランチョンマットには、親切なことにバクテーの美味しい食べ方が説明されています。
シンガポールの肉骨茶マップも付いていたので要チェック。地元の人のなじみのお店を知ることができますよ。
ブバちゃん
①まずはスープを味わう
はやる気持ちを抑えてスープを一口。胡椒がピリリと効いています。
スープには丸ごと蒸したニンニクがごろごろ。食後のにおいもお構いなしに食べてみると、ほっくりしていて美味!
②豪快に排骨(スペアリブ)を手づかみし、かぶりつく
いよいよメインのスペアリブです。お上品に食べたい場合は「骨なし」も注文できますが、やっぱりおすすめは骨付き。
手に取ってみると結構な厚みですが、かぶりつくと骨からスッと身がはがれましたよ。
豚肉は繊維質がほろほろで柔らか。長時間煮込まれて脂が抜けているので、意外にもあっさりしています。
素朴な味付けながら身体に染みる美味しさでした。
③黒醤油で変化を楽しむ
小皿で出てくる液体は唐辛子入りの黒醤油。とろっとした醤油からはわずかに甘みも感じられます。
結構あとひく辛さなので慎重に足していくのがおすすめ。スペアリブをディップしても食べやすいですよ。
豪快に食べ進め、食べ終える頃にはなんだか力がみなぎってくるがっつりご飯となりました。
最後に
今回は赤坂のバクテー専門店「新加坡肉骨茶(シンガポールバクテー)」を紹介しました。本格シンガポール料理をカジュアルに楽しめるお店です。
厚切り肉とスパイスが効いたバクテーは栄養補給にちょうどよさそう。ぜひサクッと立ち寄ってみてエネルギーチャージしてみてくださいね。
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