東京には「たい焼き御三家」と呼ばれるたい焼きの老舗が存在します。
代々受け継がれてきた専用型で1尾ずつ焼き上げる「天然もの」は生地とあんのバランスが絶妙。
ブバちゃん
この記事では四ツ谷にあるたい焼きの名店「たいやき わかば」を紹介します。
目次
四ツ谷の老舗たい焼き店「わかば」
住所:東京都新宿区若葉1-10
TEL:03-3351-4396
営業時間:月~金曜日 9:00-19:00
土曜日 9:00-18:30
祝祭日 9:00-18:00
定休日:日曜日
クレジットカード:不可
文化人にも愛された絶品たい焼き
「たいやき わかば」は四ツ谷の地で昭和28年に創業しました。
新宿という土地柄、多くの文化人がわかばのたい焼きを求めて足を運んだんだとか。
特にホール落語の第一人者であり演劇評論家・安藤鶴雄(あんどうつるお)とは関係が深く、わかばの社訓には安藤の言葉が引用されています。
「鯛焼きのしっぽにはいつもあんこがありますやうに」
わかばのたい焼きを食べ終わると現れる社訓に、毎回納得させられます。
夕方早い時間がおすすめ
新宿通りから小道に入ったところにお店を構えているわかば。
さすが三大たい焼きに名を連ねているだけあって、いつも長い行列ができています。
特にお昼どきや会社員の退勤時間には大行列。手土産に大量に購入していくお客さんも多いので、列の見た目以上に待つことになります。
個人的にわかばのたい焼きが1番好きなので、そこまでしても手に入れたい気持ちはよく分かる…
ブバちゃん
この日も平日12時過ぎに並び始めて、20分後にようやくありつけました。
待っている間は外から焼き場が見えるので、職人さんの手さばきを堪能できます。金物がぶつかる音が小気味いい。
あまり待ちたくない人にとっては平日の16〜17時頃が狙い目。日によりますが夕方の早い時間は比較的スムーズに買えることが多いですよ。
持ち帰り用の予約可能
わかばでは持ち帰り用のたい焼きのみ、予約を受け付けています。営業時間内に電話(03-3351-4396)すれば混雑時でも並ばずに買うことができますよ。
特にたくさん注文するときに活用できる裏技です。
「わかば」のたい焼きを食べてきました
四ツ谷に行くとかなりの高確率でわかばに足が向いてしまいます。
実は四ツ谷付近には芸術的なケーキが食べられるカフェミクニズ、パフェが最高に美味しいフルーツパーラーフクナガもあって意外にもスイーツ激戦区。
ブバちゃん
でも和菓子を食べるなら、やっぱりわかばがおすすめです。
薄皮生地につぶあんがぎっしり
わかばのたい焼きは「箸もの」と呼ばれる型を使って1尾ずつ丁寧に火を入れます。
一度に大量に作れる型とは違い、生地が薄く広がって端の方がこんがり仕上がるのが特徴です。
頭としっぽがカリッと香ばしく、中の方はもっちりしていてバランスがいい。
社訓のとおり、しっぽの先までつぶあんがたっぷり詰まっています。
食感のいい生地もさることながら、わかばのあんこは程よい塩気がアクセントになっていて絶品です。
お茶を自由に飲める店内のイートインスペースで、ぺろりと完食してしまいました。
季節限定メニューも魅力的
わかばでは基本的にたい焼きのみを販売していますが、時期によっては季節限定メニューも登場します。
- おだんご(みたらし、あん):4~10月
- かき氷:7~9月
どちらにも自慢のあんこがふんだんに使われているそう。
気温が上がってくると熱々のたい焼きが食べづらくなるので、このラインナップは魅力的です。今年の夏こそは食べてみたいなあ。
自家製あんこも購入可能
たい焼きに使われているわかば自家製あんこを買うこともできます。
300g440円~の販売で、600g、1kgも購入可能。あんこのみを買う場合は、行列に並ばずそのままレジに持っていってお会計できます。
わかばのあんこで作るぜんざいやトーストを想像するだけでよだれが出ますね。
最後に
今回は四ツ谷の老舗「たいやき わかば」を紹介しました。老若男女でにぎわう昔ながらのお店は雰囲気もよく、散歩中に一息つくのにぴったり。
四ツ谷で甘いものが食べたくなったらぜひ立ち寄ってみてくださいね。
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