果物の王様は本当に臭かった:ダナン「ハン市場」でドリアンを食べてみました【ベトナム】

海外旅行中に市場を訪れるのが最近の個人的なブーム。これまでブダペストフィレンツェウラジオストクなどで市場散策をしてきました。

ブバちゃん

どこも楽しかったよ!

今回の旅行先であるベトナムのダナンにも大きな市場があるとの情報を見つけ、行ってみることに。日本ではなかなか味わえないドリアンも普通に販売されていたので、思い切って初体験してきました。

この記事では観光客で賑わう「ハン市場」の様子を紹介します。果物の王様・ドリアンの食レポもしてみたのでお楽しみに。

ダナンの二大市場

リゾート地として人気を集めているベトナムのダナン。ビーチから車で10分ほどの繁華街には2つの大きな市場があり、観光客や地元住人で賑わっています。

外国人が多い「ハン市場」

市街地側とビーチ側の間に流れるハン川からほど近いところにあるのが「ハン市場」です。


市場の情報
ハン市場(Chợ Hàn)
住所:119 Đường Trần Phú, Hải Châu 1, Hải Châu, Đà Nẵng 550000
営業時間:6:00-19:00

ダナン大聖堂やベトナムコーヒーが有名なカフェも目と鼻の先にあるので、観光でこのエリアを訪れる人は多いはず。

場所柄、観光客が多いようでお土産物が充実しています。日本語で接客してくる人もちらほら見かけました。

ダナン住人の台所「コン市場」

ビッグCというショッピングモールのそばにあるのが「コン市場」です。


市場の情報
コン市場(Chợ Cồn)
住所:269 Ông Ích Khiêm, Hải Châu 2, Hải Châu, Đà Nẵng 550000
営業時間:6:00-20:00

観光客向けの要素が強いハン市場に対して、コン市場は地元の人たちが買い物をする場所だそう。よりローカルなダナンを体験したければ、コン市場に行ってみるのがいいかも。

ちなみにハン市場・コン市場間を徒歩で移動すると約15分ほどの距離。朝夕の涼しい時間帯なら軽々歩けそうです。

ハン市場に行ってきました

ダナンで宿泊していたホテルから近かったので、この旅ではハン市場に行ってみることに。人やバイクの通りも多い賑やかなエリアです。

帽子やかごバッグが充実

場内に入る前に目に入るのが棚いっぱいにファッション小物が並ぶ雑貨屋さん。インスタでも流行っていて、日本人や韓国人の女性観光客の姿が多くみられました。

帽子やかごバッグは実用性もありながらリゾート感も演出できる優れものです。

ちなみに私もあまりの暑さと日差しに帽子を購入しましたが、140000ドン(約670円)とお買い得でしたよ。

市場内は乾物の独特なにおいが充満

帽子屋を後にして、いよいよハン市場の中へ。

食材から小物までいろいろなお店が軒を連ねています。主に1階が乾物やフルーツなどの食料品、2階はワンピースやサンダルなどの衣類という風に分かれていたかな。

外国に行くとその土地の香りを感じることがよくありますが、ハン市場はかなり強い。

おそらく場内に点在する魚やエビの干物が原因なのですが、生臭さと獣臭さが混ざったようなにおいがします。

1階部分の端の方には半地下に行ける階段がありますが、その先は特に強烈なので要注意。口呼吸必至です。

激臭と噂のドリアンを食べてみました

独特なにおいを放つ乾物店と同じくらい広い場所を占めているのがフルーツの売り場。

マンゴスチンやドリアンなど、日本では手に入りにくいトロピカルな果物がたくさん積んであります。

お土産として日本への持ち帰りを考えるなら、日持ちの心配が要らないドライフルーツが良さそうです。

中央に写っている白い線状のものはドライココナッツ。私も旅行中に食べる機会がありましたが、ココナッツのコクとほのかな甘みが美味しくてお気に入りです。

一通り果物を見て回り、どうしても気になったのがドリアン。

ブバちゃん

本当に臭いのかな〜?

こんな機会じゃないと一生食べないだろうと、思い切って買ってみることにしました。1個単位でしか売っていないそうなので、比較的小ぶりなドリアンを丸々購入(120000ドン=約575円)。

MEMO
果物は基本的に量り売りのようでした。多少の値段交渉も可能です。

その場でトゲトゲした硬い皮に切り込みを入れ、中の実だけをパックに詰めてくれます。パステルイエローのでっぷりした見た目。可食部はこんな感じなのかと思わず眺めてしまいました。

気になるにおいですが、すでにパックの内側から傷んだフルーツのような臭気が漏れ出ています。

少し気後れしつつもドリアンと一緒に付けてくれたビニール手袋をはめ、いざ実食!

薄い皮を一口かじると、最初にやってくるのがトロピカルな風味。

「あれ?美味しいかも」と思ったのも束の間で、直後に煮詰めた玉ねぎのような味が広がります。食後もこの玉ねぎ臭が結構残ってしまうのがきつかった…

恐れていたほどの強烈な臭さは無かったものの、におい・味ともに個人的には苦手でした。ただ、いろいろなブログを見ていると日本人の中でもドリアン好きは一定数いるようなので、ハン市場に行ったらぜひお試しあれ。

まとめ

今回はベトナム中部の都市・ダナンの「ハン市場」を紹介しました。街中からのアクセスがよく、食品やファッション雑貨などお土産探しもできるのでおすすめ。

好みではありませんでしたが、生まれて初めてドリアンも食べられて満足!私は玉ねぎ臭がどうも受け付けられませんでしたが、旅行ならではのいい思い出になりました。

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