【白金台】REQUINQER(ルカンケ)でミシュラン獲得フレンチとワインペアリングを堪能

注意
この記事に含まれる内容は2020年9月時点のものです。最新情報は「ルカンケ」公式サイトでご確認ください。

すっかり秋めいてきた今日この頃。誕生日が近い姉とお互いのお祝いをすることになり、約半年ぶりに外食してきました。

ブバちゃん

電車にも久しぶりに乗ったよ

この記事では港区・白金台にあるフレンチレストラン「REQUINQER(ルカンケ)」を紹介します。

お店の情報
【REQUINQER(ルカンケ)】
住所:東京都港区白金台5丁目17−11
営業時間:12:00-13:00(L.O.)、18:00-20:00(L.O.)
定休日:月曜日(祝日の場合営業・翌火曜日定休) ※月2回不定休日あり
TEL:03-5422-8099

6年連続ミシュラン獲得の本格フレンチ

プラチナ通りの小道を入ったところに見えてくるのが、一軒家フレンチレストランのルカンケです。

外階段を上がって店内に入ってから、さらに階段を上がってテーブルまで向かいます。

外食にセンシティブになりやすい昨今ですが、公式サイトや食べログにはしっかり感染対策についても記載されているので安心して予約することができました。

公式サイト・予約方法

ルカンケの料理は月替わり。月末には翌月のメニューが公式サイトに掲載されます。

毎回季節の食材をふんだんに使っていて、字面だけでも心惹かれますね。

参考

ペー11月のランチ・ディナーメニューのご案内ルカン家の食卓

こちらの公式サイトからは予約をすることも可能で、私も今回Webから席を確保しました。

ルカンケで季節のコースを堪能しました

ディナーのコースは3種類ありますが、今回は1番リーズナブルなMenu Saison(ムニュ・セゾン)をお願いしました。

11品8,300円の季節のコースです。

シェフの遊び心が詰まった料理たち

スタートを飾るのは「小石と葉」。昼・夜のどのコースにも含まれている、ルカンケの名物とも言えるような1品です。

どこからどう見ても石と葉っぱですが、それぞれに食べられるものが1つずつ(今回は2人なので2つ)混ざっているとのこと。遊び心溢れるスターターです。

小石は豚のリエットが入ったミニ肉まん、葉はじゃがいもを薄くスライスしたチップスで作られていました。

ブバちゃん

危うく本物の石を手に取りそうになっちゃった

かなり精巧で一見しただけでは分からない強者。ぜひご自身の目で確かめてみてください。

お次はフォアグラのモンブラン。

フォアグラのペーストの下にマロンペーストが敷かれている甘い前菜です。

濃厚で滑らかな舌触り。ご飯茶碗サイズくらいならペロリといけそう。

つづいてシンシンのローストビーフ。スモークが満たされたドームに入った状態でテーブルに運ばれてきました。

赤身肉はあっさりしていますが柔らかく、燻されたじゃがいもとの相性抜群です。

こちらは車海老のパイ包み。上部のパイを切り取ってもらうと海老の旨味たっぷりのスープがお目見え。

仕上げにサマートリュフを削ります。

冬のトリュフに比べて香りが強すぎないのが特徴だそうで、魚介に爽やかな風味がプラスされました。

こちらは鱧と茄子を使った一品です。鱧で茄子を包み、さらに周りを茄子の皮で包んで揚げているそう。

梅肉の代わりに添えられているのは、自家製ゆかり&紫蘇ペースト。

ブバちゃん

ビーツと色合いがマッチしていて綺麗〜

衣はさっくり軽く、胃もたれすることなく完食。和の食材をふんだんに使った1品でした。

お次も魚のメニュー。こちらも和洋折衷な金目鯛の蒸し物です。

魚ときのこの旨味が濃縮された出汁と銀杏に秋を体感。手前の泡はほんのり柚子風味で、これまた絶妙なアクセントとなっています。

つづいて大山鶏(だいせんどり)のソテー。

柔らかく火入れされたジューシーな胸肉とパリッパリに仕上げられた皮のコントラストが最高です。

サイドに添えられた素揚げ、パウダー、ソースと異なる調理法でごぼうの芳醇な香りを存分に楽しめます。

根菜類は土臭さを感じることがたまにありますが、こちらは全く臭みがなくごぼうの甘みがダイレクトに伝わってきました。

ここからはお待ちかね、食後のデザートです。まずは「薔薇 / 葡萄」と名前が付いたこちら。

巨峰のシャーベットの上に乗っているのは薔薇の香りがついたムース。口に入れた瞬間、華やかな風味が広がります。

ルカンケの料理はバターたっぷりこてこてのフレンチという感じではありませんが、それでもさっぱりデザートがあると嬉しいですね。

こちらの芸術的な1品はいちじくのレアチーズケーキ。土台にはチョコレートが練りこまれたサクサクの生地が敷かれています。

チョコレート、チーズ、いちじくが程よくマッチしていて絶品。ゼラチンのヴェールもとっても繊細で何とも芸術的な一皿でした。

ブバちゃん

あまりの綺麗さに思わず声が出ちゃったよ

最後にコーヒー紅茶とともに運ばれてきたのがこちらの切り株。よくよく見るとミニサイズのカヌレが鎮座しています。

小さいながらもカリッもちっの食感はしっかり残っていて、最後の最後まで大満足なディナーとなりました。

お食事と一緒にワインペアリングもおすすめ

美味しいフレンチに合わせたいのはやっぱりワイン。

お酒にはあまり明るくないので、今回はワインペアリング(プチ)をお願いしたのですがこれが大正解。

シャンパンから始まり料理に合わせてロゼ、白、赤を堪能しました。

同行者はノンアルコールのカクテルも頼んでいましたが、こちらもフルーティで美味しそうだった!

最後に

この記事では白金台の一軒家フレンチレストラン「REQUINQER(ルカンケ)」を紹介しました。

目にも舌にも美味しい料理の数々のおかげで、とてもいい夜になったな。最近はテレビでもお見かけする古屋シェフ、スタッフの方々もとても親切で、ぜひまた行きたいお店の1つです。

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