中欧旅行3都市目となるプラハでもスーパーマーケット散策は欠かせません。プラハ滞在中の食材を調達したのは、ハンガリーでもお世話になったイギリス系スーパーTESCO(テスコ)。
ホテルから徒歩10分圏内にあったのでお菓子やおつまみを買いに何度か足を運びました。
【ハンガリーのTESCOに関する記事はこちら:ハンガリーは物価が安い?観光にもおすすめのブダペスト中央市場とスーパーマーケット散策】
住所:Národní 63/26, Nové Město, 113 89 Praha 1,Czechia
営業時間:月〜土曜日 7:00-21:00
日曜日 8:00-21:00
お土産探しにも使えるプラハのスーパーマーケット
旅行先のスーパーで珍しい品を探すのが好きな方は多いのではないでしょうか。プラハのスーパーにはお土産に受けがよさそうな商品がたくさんありました。
プラハならでは?の変わり種食材
スーパーに並ぶ食べ物を見るとその土地の名物や定番料理が垣間見えるもの。プラハも例外ではなく、日本人にとっては見慣れない食材に出会うことができます。
プラハの食卓に欠かせないKnedlíky(クネドリーキ)
プラハに旅行したら1度は口にする機会があるのがKnedlíky(クネドリーキ)。
「茹でパン」に分類されるパンで、ふかふかした肉まんの皮のような食感。チェコでは肉料理や煮込み料理の付け合わせとして大定番なのです。私も旅行中にたまたま入ったプラハ名物が食べられるレストランでクネドリーキ初体験。
ほんのり小麦の風味が感じられる薄味で食事によく合っていました。
【プラハのレストランに関する記事はこちら:リーズナブルに伝統的なチェコ料理が味わえる。プラハのおすすめレストラン2選】
そんなチェコ名物クネドリーキ。プラハのスーパーに行くと結構な場所を取って並べられています。
味が付いていないベーシックなものから、中にフルーツソースが入ったデザートクネドリーキまで種類が豊富です。確かにあの優しい味とふかふか食感ならおやつにも最適だなあと納得。
冷蔵コーナーにあったので時期によってはお土産にするのが難しいかもしれませんが、試してみる価値ありの1品です。
話題性抜群のキャラクターマジパン
スーパーの中に入っているパンコーナーには意外と面白い発見があります。
コーナー内でひと際目を惹いたのがこちら。
夢に出てきそうなおどろおどろしさ。ピカチュウとピッピです。可愛らしいカップケーキやドーナツに紛れて並んでいました。
こちらの粗いつくりのキャラクター達。何でできているかというと…
マジパン。砂糖とアーモンド粉が主原料のお菓子で、ヨーロッパでは結構見かけます。ケーキのデコレーションに使われていたり、チョコでコーティングされていたり、使い道はさまざま。独特の風味があるので好みが別れるかな(個人的にあまりファンではない…)。
インパクト大のキャラクターマジパン。無難なお土産に飽きてしまった方は試してみてはいかがでしょうか?
ご当地チーズ
フランス在住者の特権をここぞとばかりに使って毎日チーズを食べている私。旅行先でも自然とチーズ売り場へ足が向きます。言葉が分からないので見た目だけで選んでみたのがこちら。
袋から取り出してみると…
細長くてやや固いチーズが編まれています。匂いはあまりしませんが一口食べてびっくり。このチーズめちゃくちゃしょっぱい。チーズの風味も薄れるほどの塩気があります。
これはもともとスロヴァキア北部で作られていたチーズ。その見た目からKorbáčik(「小さな鞭」の意)という名前がついたんだとか。
食感はさけるチーズに近いように感じました。最初こそ驚いたものの、慣れてしまえばいいおつまみになりそうです。
人気のMilka(ミルカ)も!チェコ生まれのチョコレート
お菓子のお土産は喜ばれやすいし、スーパーで多めに手に入れておけば予想外に必要になったときに便利ですよね。
せっかくならチェコらしいお菓子を選びたいところ。そこでおすすめなのがチョコレート。プラハのスーパーのチョコレートコーナーはかなり充実しています。年々チョコレートへの執着心が増していっている私にとってはパラダイスのよう。
喜ばれること間違いなしのMilka(ミルカ)
ヨーロッパのスーパーに必ずと言っていいほど置いてあるMilka(ミルカ)。日本の雑貨屋さんでもよく見かける世界的人気商品です。
実はミルカはチェコ生まれのチョコレートブランド。さすが種類も豊富です。フランスの大手菓子メーカーLUとのコラボ板チョコなんかもありました。
チェコではおなじみのOrion(オリオン)
ミルカと同じくらい、もしかしたらそれ以上のスペースを占めていたのがOrion(オリオン)のチョコレート。
こちらもチェコの老舗お菓子ブランドです。板チョコからチョコレートバー、チョコがけクッキーまでいろいろありましたよ。
移動中のお供に、と買ってみました。
オリオンの名前にぴったりな星空が描かれたパッケージ。クリーミーバニラ味の板チョコです。クリームの中にはカリカリしたクランチーも入っています。ちょっとずつ食べるつもりが美味しくて一晩で完食…
チョコレートバーも1つ。オリオンの看板商品とも言うべきMargot。ココナッツとビスケットが半分ずつ入っています(ココナッツのみのタイプもあり)。
サクサクしたビスケットを予想していましたがしっとり系でした。ほんのり洋酒っぽい味。板チョコほど夢中にはならなかったものの美味しかったです。
ちなみに一緒に写っているのはフィンランドの菓子メーカーFazer社のチョコレート。Geishaという和風なネーミングに惹かれて買ってみました。ダークチョコレートの中にヘーゼルナッツペーストが入っている王道の味。
最後に
プラハのスーパーマーケットでは喜ばれること間違いなしの定番から日本では出会えない面白お土産まで幅広く手に入ります。プレゼント用、自分用にぜひお試しあれ。
今後もフランスや旅先のスーパー事情をご紹介していくのでお楽しみに!