フランスと聞くと花の都・パリを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
歴史ある芸術や料理、最先端のファッションに触れられるパリも魅力的ですが、フランスの地方都市にも魅力がたくさん。
ブバちゃん
この記事では私が約1年暮らしたフランス北部・リールのおすすめカフェを紹介します。
目次
フランス北部・リールってどんな街?
日本ではあまり聞き馴染みがないですが、リールは人口23万人以上の比較的大きな都市。
多くの教育機関が存在するリールには学生が多く、15〜29歳の人口は全体の1/4を占めているんだとか。中心部はほどよく活気があり、とても暮らしやすい街です。
TGV(Train à grande vitesse、高速電車)に乗ればパリから1時間の距離なので旅行中に日帰り観光、なんてこともできちゃいます。
リールでしか食べられない北部の名物料理も美味しいのでぜひお試しあれ。
リールで見つけたおすすめカフェ
フランスでも散歩をたくさんしていたので、カフェに立ち寄ることもしばしば。
Cafés Méo (カフェ・メオ)
住所:3-5 Place Charles de Gaulle, 59800 Lille, France
営業時間:月〜土曜日 8:00-19:00
定休日:日曜日
リールの繁華街の中心部に位置する広場Grand place(グラン・プラス)。でおすすめなのが「Cafés Méo (カフェ・メオ)」。
ドイツ占領下のベルギーから逃れてきたモクソンヌ兄弟の手によって、1928年にリールで生まれたコーヒーブランドです。
(Cafés Méo公式サイトより引用)
店内にはリールの有名パティスリー「Aux Merveilleux de Fred(オ・メルヴェイユ・ドゥ・フレッド)」も入っていて、名物のmerveilleux(メルヴェイユ)というスイーツを購入できます。
キャラメル味のLe sans-culotte(ル・サン・キュロット)とチェリー味のL’excentrique(レキサントリック)。
ミニサイズは1つ2ユーロ(約260円)以下とリーズナブルです。
さっくり食感のメレンゲはクリームでコーティングされ、削りチョコレートやクランチがまぶしてあってとっても美味。
ブバちゃん
グラン・プラスの美しい風景を眺めながらのひとときは至福。
ちなみにméoのコーヒー豆はスーパーでも買えるのでお土産におすすめです。
TAMPER ! Espresso Bar(タンペール・エスプレッソ・バー)
住所:10 Rue des Vieux Murs, 59800 Lille, France
営業時間:日曜日 9:30-17:00 火〜土曜日 9:00-18:00
定休日:月曜日
リールの旧市街Vieux Lille(ヴィユ・リール)の小道を進むと可愛らしいお店が並んでいます。
その中の1つが「TAMPER !」。
小洒落たドアをくぐると早速コーヒーの香りが。こだわりのコーヒー情報は店内のボードで確認できますよ。
英語でも対応してくれるので、気になるメニューは聞いてみるのもいいかも。
こちらのお店でもう1つ目を引くのがこちらの手作りケーキたち。
シンプルで美味しそうな品々にテンションが上がります。この日はマキアートとキャロットケーキを注文。
小ぶりなカップ入りで綺麗な模様が描かれていました。酸味が弱めで飲みやすい。
キャロットケーキはしっとりしていて、かぼちゃの種の食感がいいアクセント。甘さもくどくなく、スパイスの風味とクリームチーズフロスティングがよく合います。
お昼にはランチメニューもありますよ。
L’impertinente(ランペルティナント)
住所:9 Boulevard Papin, 59800 Lille, France
営業時間:水〜金曜日 13:00-18:30 土、日曜日 14:00-19:00
定休日:月、火曜日
リール市役所からほど近いところにあるカフェ、「L’impertinente(ランペルティナント)」。
若いご夫婦が経営しているとてもセンスのいいカフェで、居心地も抜群。
ブバちゃん
この日注文したのは抹茶のケーキと紅茶(名前は控え忘れ…)。ブレンドティーの種類が豊富で選ぶのが楽しい。
お茶はカップかティーポットで頼めます。
しっとりした生地にほんのり抹茶風味のホワイトチョコレートがかかっていて美味しい。濃厚な抹茶というよりは抹茶ミルクという感じ。
L’impertinenteはケーキに定評があり、ケーキだけテイクアウトしていくお客さんも多いようです。
Sweet Flamingo(スウィート・フラミンゴ)
住所:24 Rue Nicolas Leblanc, 59000 Lille, France
営業時間:火〜金曜日 10:30-18:30 土曜日 11:30-18:30
定休日:日、月曜日
ルーブル美術館に次ぐコレクション数を誇ると言われるPalais des beaux arts de Lille(パレ・デ・ボザール・ドゥ・リール、リール宮殿博物館)から徒歩5分。
パステルカラーが可愛らしいカフェが見えてきました。
「Sweet Flamingo(スウィート・フラミンゴ)」の店内にはその名の通りあちらこちらにフラミンゴが隠れています。
ピンクが基調のとカラフルな内装ですが、けばけばしくはなくリラックスした雰囲気です。
カウンターのボリューミーなスイーツたちに釘づけ。
悩んだ結果Browkie(ブラウキー)とブラックコーヒーにしてみました。
ずっしりとしたブラウニーの上にさくほろクッキー生地が乗った一品。カロリーのことは忘れて完食です。甘さが結構強いのでコーヒーにぴったり。
店員さんも優しく、友達の家に遊びに来た感覚でついつい長居してしまいました。ゆっくりくつろぎたいときにおすすめです。
最後に
今回はフランス北部の都市、リールのおすすめカフェを紹介しました。
フランスにはパリ以外にも魅力的な都市や風景、文化などが溢れています。少しだけ足を延ばしてお気に入りの場所を見つけてみてくださいね。