レア?ウェルダン?フランス語で肉の焼き加減を注文する方法

フランス留学中恋しくなった食べ物はいくつかあり、その中の1つが薄切り肉です。スーパーへ行っても見かけるのは分厚いステーキ用のお肉や煮込み用の塊肉ばかり。レストランも例外ではなく、多くのお店でステーキや肉肉しいハンバーグなどのメニューが用意されています。

リールの人気ブラッスリーで肉をくらう

薄切り肉が恋しいとはいえ、お肉は大好物なのでお店に食べにいくことがあれば結構注文していました。

Les 3 brasseures(レ・トロワ・ブラッスール)

私の留学先リールでお手頃に肉料理を楽しめる人気店がLes 3 brasseures(レ・トロワ・ブラッスール)。ブラッスールという単語はブラッスリーで働く人、ビール醸造業者を意味します。

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地元の人が多い印象ですが、リールの主要駅リール・フランドル駅から徒歩30秒ということもあり観光客にもおすすめのブラッスリーです。ムール・フリット(ムール貝の白ワイン蒸しとフライドポテト)をはじめ、フランス北部の名物料理と美味しいビールを堪能できますよ。

【Les 3 brasseursに関する記事はこちら:フランドル名物を堪能。フランス・リールのエリア別おすすめレストラン

この日はがっつりお肉が食べたかったので馬肉のハンバーグを注文(目玉焼きに隠れていますが…)。

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こちらを頼むとき店員さんに焼き加減を聞かれあたふたしてしまったので、お肉の注文時に使えるフレーズをいくつか挙げてみます。ご旅行の際にはぜひフランス語で注文してみてください。

フランス語でステーキを注文する

レストランやビストロなど飲食店での会話には、ほとんどの場合定型文があります。ある程度流れを知っておけば、必要以上に混乱することもなくなるはず。

一般的な注文の流れ

テーブルに注文を取りに来る店員さんが発するフレーズで私が実際に聞いたのがこちら。

  • Vous avez choisi ? / Vous avez décidé ? (ヴザヴェシュワジ/ヴザヴェデスィデ、お決まりですか)
  • Je vous écoute. (ジュヴゼクットゥ、お伺いします)
  • Qu’est-ce que puis-je faire ? (ケスクピュイジュフェール、いかがなさいますか)

このように注文を促す言葉が聞こえたら料理を頼みましょう。

  • Je vais prendre ◯◯. / Je prends ◯◯.(ジュヴェプランドル◯◯/ジュプラン◯◯、◯◯にします)
  • ◯◯, s’il vous plaît.(◯◯スィルヴプレ、◯◯をお願いします)

◯◯の部分には料理名や飲み物が入ります。フランス語の名詞には男性名詞と女性名詞の区別があったり、冠詞の使い分けがあったりとやや複雑。ただ外国人に文法の間違いを指摘するような店員さんはいないので、何を頼みたいかをはっきり伝えることが大切です。

サービスを受けたときのお礼や挨拶を添えると印象がいいですね。

肉の焼き加減を表すフランス語

注文内容によってはソースの種類やサイドなど追加で希望を聞かれる場合があります。ステーキの焼き加減もその一例です。会話例はこんな感じ。

– Comment voulez-vous votre steak ?(コマンヴレヴヴォトルステック、ステーキの焼き加減はそうされますか)

Bien cuit, s’il vous plaît(ビヤンキュイスィルヴプレ、ウェルダンでお願いします)

  • bien cuit(ビヤンキュイ) ウェルダン
  • à point(アポワン) ミディアム
  • saignant(セニャン) レア
  • bleu(ブル) 超レア

下線部をお好みの焼き加減で言い換えてください。

この中でも面白いのがレアを意味するsaignantとbleuの2つの単語。saignantはフランス語で血を意味するsang(サン)と同じ語源を持ち、日本語では「血の滴る」となります。レアステーキを切ったときの赤い汁を想像すると分かりやすいですね。

一方bleuは「青い」という形容詞。赤身の肉には似つかわしくない言い回しです。フランス人でも正確にこの表現の由来を知っている人は少ないようで、肉を赤く変色させる酸素を指しているという意見や、bleuという単語の語源をたどると雷という意味があるため一瞬火を入れることを比喩的に表現したのではないか、という推測などが見つかりました。興味のある人は調べてみると面白いかも。

最後に

今回はフランス語で肉の焼き加減を注文する方法をご紹介しました。意味を調べると覚えやすい単語なので、ぜひフランスのレストランで実践してみてください。今後も食べ物に関するフランス語を発信していくのでお楽しみに!