歳を重ねるにつれ、いろいろな料理を少しずつ食べる楽しみを知りました。
ブバちゃん
そういえばしばらくしてないなあと思い立ち、早速出かけてきました。
この記事では品川区・戸越銀座商店街のおすすめ食べ歩きグルメを紹介します。
目次
戸越銀座について
東京に数ある商店街の中で最も長い(全長約1.3km!)ことで知られる戸越銀座商店街。食べ歩き好きとしては見逃せないスポットです。
商店街の担い手
戸越銀座商店街は商栄会、中央街、銀六会の3つの振興組合によって構成されています。
(戸越銀座商店街オフィシャルウェブサイトより引用)
なんと400軒ものお店が軒を連ねているそう。歩きがいがありますね。
最初の◯◯銀座
◯◯銀座の名をもつ地名は全国各地にあり、その数は300以上。東京だけでも谷中銀座や砂町銀座、十条銀座などなど有名な商店街が思い浮かびます。
中でも戸越銀座は◯◯銀座の元祖と言われているんだそう。
明治初期の大火災以降、銀座では政府による建物の不燃化が進められ、れんが作りの街並みに変わっていきました。
大正12年の関東大震災での被害は大きく、大量の瓦礫が出てしまったそう。
ブバちゃん
その後銀座の賑わいにあやかろうという意味を込めて、戸越銀座と名乗るようになったそうです。
アクセス
戸越銀座商店街の最寄り駅は2つ。こちらは戸越銀座商店街振興組合までの所要時間です。
- 東急池上線「戸越銀座」駅 徒歩4分
- 都営浅草線「戸越」駅 徒歩3分
詳細は戸越銀座商店街オフィシャルウェブサイトへ。
戸越銀座商店街で食いだおれ
お昼に合わせて集合し、食べ歩きスタートです。
自然派ドーナツのお店Floresta(フロレスタ)
都営浅草線戸越駅で降り立ち西へ進んでいくと…早速魅力的なお店を発見。迷わずショーウィンドウへ直進です。
Floresta(フロレスタ)はもともと奈良のお店。材料にこだわった人にも環境にも優しいネイチャードーナツの評判は広がり、現在では日本全国に展開しています。
お店の周りはほんのり甘い匂い。愛らしいどうぶつドーナツはInstagramでもよく見かける人気商品です。
今回はあっさりしてそうなきなこ(160円)を選び、その後の食べ歩きに備えます。
しっとりめの生地に濃いきなこの味がよく合う!優しい甘さでいいスタートが切れました。
グランプリの味。中津からあげ渓
さらに西へ進みます。
次はしょっぱいものかなあ、と話していたらタイミングよく現れた中津からあげ渓。
中津からあげは大分県中津市のご当地グルメ。中津市は日本唐揚協会がからあげの聖地として認めるほど盛り上がっているエリアなんだそう。
基本的にはテイクアウト専用ですが、店内には2〜3人座れるカウンター席もありますよ。
人気No.1商品骨なしモモ肉を200g(100g/260円)注文。200gで5〜6個入りです。
揚げたての状態で手渡されるからあげはさっくりジューシー。日本唐揚協会主催のからあげグランプリで金賞受賞経験も。
カウンターに置かれている3種の山椒で味の変化を楽しみつつ…
やっぱりそのままが1番美味しいという結論にいたりました。
福井県坂井市アンテナショップの最中アイス
商栄会ゾーンから引き返し、中央街ゾーンに入ったところで見つけたのが福井県坂井市のアンテナショップ。
ブバちゃん
品川区と坂井市は数年前から連携事業を行っていて、その一環としてアンテナショップをオープンしたそう。
特別区(東京23区)は、全国の各地域と産業、観光、文化、スポーツなど様々な分野での新たな連携を模索し、東京を含めた各地域の経済の活性化、まちの元気につながるような取組を「特別区全国連携プロジェクト」として展開しています。
アイスキャンデーの文字に吸い込まれるように入店。お餅屋さんの最中アイス(150円)をゲットし、束の間のクールダウン。甘酒味を選びました。
口に入れた瞬間にしっかり酒粕の風味が広がり、甘酒だ〜!と盛り上がりました。
間違いない美味しさ。とんたんの肉巻きおにぎり串
ここまで甘い、しょっぱい、甘いときているのでお次は食事系グルメ。都営浅草線を渡って少し行くとぴったりのお店が。
とんたんは炭火焼豚丼の専門店。北海道・帯広伝統の味を提供しています。夜の時間はこれまた北海道名物、ジンギスカンも食べられるそう。
今回はテイクアウトメニューの肉巻きおにぎり串(250円)に初挑戦。店内では食べられないということで、写真右の小窓から注文。
ほんのり燻された香りがたまりません。中のお米はもっちもちで甘辛いタレとの相性抜群。体感温度はもっと高くなりましたが、暑い夏に元気の出る一品でした。
旨味たっぷりのスープ入り。龍輝の焼き小籠包
まだまだ美味しいものを求めて歩きます。とんたんから少し先に行ったところで気になるお店を発見。
龍輝は焼き小籠包が有名なお店です。満場一致で購入決定。店内で出してもらえるということでゆっくり座っていただくことに。
焼き小籠包は4個入り(360円)と6個入り(540円)があります。今回は6個入りを注文しシェア。
白くて丸いフォルムが食欲を増進させます。焼きたてじゃなかったのが少し残念ですが、それでも美味しい。
サクサクもちもちの皮に箸で穴を開けてコラーゲンたっぷりスープをすすります。
その他一品料理やお酒もリーズナブルですよ。鶏粥も人気らしいのでまた来なくちゃ。
優しい味にほっこり。後藤蒲鉾店のおでんコロッケ
食べ歩きもそろそろ終盤。ここで商店街食べ歩きに欠かせないコロッケを食べていないことに気付きます。
向かったのは龍輝から目と鼻の先にある後藤蒲鉾店。
練り物を中心におでんの具を販売しています。店頭には小さなおでんの屋台も。
揚げ物も充実しています。そして安い!
今回は戸越銀座商店街公式キャラクターの銀ちゃんに従っておでんコロッケを購入。
小ぶりでまん丸なコロッケです。さっくり軽い衣の中には細かく刻んだおでんの具とじゃがいも。出汁の素朴な味に癒されました。
最後に
今回は東京一長い戸越銀座商店街の食べ歩きグルメをご紹介しました。戸越銀座名物はもちろんのこと、奈良、大分、福井、北海道と全国津々浦々のご当地グルメも堪能。
まだまだ紹介しきれていない素敵なお店もたくさんあるので、ぜひ開拓してみてください。