買い物をしようと意気込んで街中に繰り出したのに、目当てのものが見つからずただただ疲れちゃうことってありますよね。
ブバちゃん
この記事ではフランスの若者に人気のファストフード店「O’TACOS(オータコス)」を紹介します。
目次
フランス生まれのタコス専門店、O’TACOS(オータコス)
O’TACOS(オータコス)はその名の通りタコス専門店。
2007年にリヨンに1号店を構えて以来、2016年11月現在ではフランス国外にも出店しています。
タコスってどんなのだっけ?という方はこちら。
O’TACOSの公式Youtubeチャンネルの動画からも高カロリーなのがビシビシ伝わってきます。
O’TACOSのお肉はハラール承認済み
O’TACOSで使われているお肉はすべてハラールであると認められています。
ハラール(アラビア語: حلال)は、イスラム法で許された項目をいう。端的にはイスラム法上で食べることが許されている食材や料理を指す。
Wikipedia-ハラールより引用
移民出身者が多いフランスでは、ムスリムであっても牛肉や鶏肉が食べられるよう、ハラールであるとを表示するお店が多いのです。
私がお店に行ったときもスカーフを巻いた女性たちを見かけましたよ。
2キロ超えギガタコスで大食いチャレンジ
店内に大きく張り出されていたこちらのポスター。
どうやら大食いチャレンジが行われているようです。
毎週木曜の夜に「コンクール」が開催され、2キロ超えのギガタコスを食べ終えることができたらO’TACOSレジェンドの称号が与えられるそう。
ブバちゃん
制限時間は19時から22時半までの3時間半で、食べきれたらギガタコス代18ユーロ(約2100円)が返金されるシステムです。
こちらが実際のギガタコス。
……いける気がする。
めちゃくちゃお腹が空いているときならレジェンドも夢じゃないかもしれません。留学中に1度挑戦してみたいなあ。
オリジナルタコスを食べてきました
私がO’TACOSに入ったのは土曜日の夕方16時半頃でしたが店内は若者(イケイケ系)でいっぱい。
とはいえ回転が速いので注文している間に席が空いて店内で食べられました。
4つのステップで具材をカスタマイズ
O’TACOSの最大の特徴は好みに合わせて具材を組み合わせられること。
1番小さいMサイズからXXLサイズまで、すべてのメニューでカスタマイズが可能です。
ブバちゃん
- サイズを選ぶ
- 肉を選ぶ
- ソースを選ぶ
- 追加の具材を選ぶ(別途料金がかかります)
1.サイズを選ぶ
まずはサイズを選びます。全部で4種類。
- M(5ユーロ=約600円)
- L(6ユーロ=約700円)
- XL(9ユーロ=約1000円)
- XXL(14ユーロ=約1600円)
2.肉を選ぶ
サイズによって選べる肉の数が変わります。Mなら1種、Lサイズ2種、XLサイズ3種、XXLサイズ4種。
- Escalope de poulet 鶏肉
- Viande hachée ひき肉
- Cordon bleu コルドンブルー(ハムカツ)
- Nuggets ナゲット
- Merguez ソーセージ
- Tendres(+1ユーロ) 柔らかい肉
3. ソースを選ぶ
サイズに関係なく2種類のソースが選べます。試したことのあるソースに少し説明を加えてみました。
- Algérienne アルジェリエンヌ(赤くて結構辛い)
- Barbecue バーベキュー
- Biggy ビギー
- Cheezy チーズ(チーズとホワイトソースを混ぜたような味)
- Chili Thai タイ風チリ(スイートチリソースの味)
- Curry カレー
- Fish フィッシュ
- Harrissa アリサ(唐辛子ベース)
- Ketchup ケチャップ
- Mayonnaise マヨネーズ
- Poivre こしょう
- Samourai サムライ(オーロラソースに辛みを足したような味)
ずっしり巨大タコスを実食
Lサイズのタコスに鶏肉とひき肉、チーズソースとこしょうのソースを合わせてみることに。
こんがり焼き付いた網目が食欲をそそります。
ちょっと分かりにくいですが大きさはこのくらい。ずっしり重い。
1口かぶりついてびっくり!中には大量のフライドポテトが!
そういえば学食でケバブサンドを頼んだときもフライドポテトが挟まってたので、このスタイルはよくあるのかも。
薄くてもちもちした食感の生地のおかげで具材の味をしっかり感じられます。2種のソースのおかげで食べ進めると違う味を楽しめるのもいい。
特にチーズソースはとろとろ濃厚で美味しかったな。
最後に
外食をすると結構高くついてしまうフランス。O’TACOSみたいなお店でさくっと食事ができるのは嬉しいですね。
ぜひお腹を空かせて自分だけのオリジナルタコスを作りにいってみてください!