美肌効果あり。鹿児島・黒酢の郷桷志田(かくいだ)でヘルシー黒酢ランチ

鹿児島名物には黒豚、黒牛、黒糖など「黒」にまつわるものが多数あります。健康食品として知られる黒酢も実は鹿児島生まれ。今回は黒酢の醸造所がある霧島市福山町まで足を延ばし、黒酢料理を味わってきました。

黒酢の効能

身体にいいイメージがある黒酢ですが、実際にはどんな効能があるかご存知ですか?少し調べてみたところ、どうやらキーワードは「D-アミノ酸」のようです。

アミノ酸について

アミノ酸は人体の約15%を占めるたんぱく質を構成する物質L-アミノ酸D-アミノ酸の2つのグループに分類されます。これまで生物に含まれるアミノ酸といえばL-アミノ酸を指していましたが、近年の研究によって微量ながらD-アミノ酸も存在していることが明らかになりました。さらに、D-アミノ酸は生物にとって重要な機能をもっていることも報告されています。

D-アミノ酸の美容効果

D-アミノ酸の1種であるD-アスパラギン酸に着目した資生堂と九州大学の共同研究によると、D-アミノ酸を継続的に摂取することで潤いやハリなど肌質改善の効果が確認できたそう。この実験で使われたのが、豊富なD-アミノ酸を含む壷仕込みの玄米黒酢だったのです。

資生堂の研究レポートはこちら

霧島市福山町について

霧島市福山町は薩摩半島と大隅半島のちょうど股付近に位置しています。福山町には黒酢づくりに必要な複数の条件が揃っていたため、古くから黒酢の醸造が行われてきました。

温暖な気候

三方を海に囲まれている福山町は夏は比較的涼しく冬は温かい、気温差の小さい土地です。微生物の生育を妨げる加熱・過冷が少ないため黒酢づくりに適していると言えます。

湧き水

鹿児島のシラス台地によって濾過された自然の湧き水も黒酢作りのポイント。古来良水とされるこの水が口当たりの良さやまろやかさを生み出しているんだとか。

交通の要衝

その昔福山港は交通の要衝として栄えていました。原材料として欠かせない米が入手しやすかったことも黒酢づくりが発展した要因です。

黒酢本舗桷志田(かくいだ)について

福山町にはいくつか醸造所がありますが、今回は最初の黒酢レストランを開いたという黒酢本舗桷志田(かくいだ)に行ってきました。

桷志田の由来

読み方が少々難しい桷志田という名前ですが、その由来が面白い。

時は遡ること江戸時代。福山に隠居していたある上級武士が福山の良質な水に目をつけて田んぼを開きました。当時は年貢の徴収を免れるために山間や谷間に隠れて耕作する人も少なくなかったそう。この田んぼもまさにその隠し田で、そこから転じた角志田という地名から桷志田の名が付いたと言われています。

黒酢の郷桷志田

さて今回のメインイベントは黒酢料理を食べること。2年前にリニューアルしたレストラン「黒酢の郷桷志田」に行ってきました。

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観光バスで訪れる団体旅行者も多いので念のため予約しておくことをおすすめします。

広々とした客席でゆったり。平日だったからかご年配の方が多かった印象です。レストランは2階部分なので天気がよければ大窓から桜島を望めます。この日は雨女パワーを発揮し生憎の曇天…全く見えませんでした。

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今回食べたのはこちらの桷志田黒酢ランチ(1550円)。5つのメインから選べます。

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ほぼすべての料理に黒酢が使用されています。飲み物のイメージが強かったのですが調味料としても使い勝手がいいんですね。

まずは食前酢。ブルーベリーのフルーツ黒酢です。

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甘酸っぱくて美味しい。桷志田の黒酢は角が取れたまろやかな味だと言われているのにも納得。喉にくっと来る刺激が少なく飲みやすいです。

こちらは魚介のマリネ。ソースの材料は黒酢、わさび、豆乳です。

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エディブルフラワー(食用花)が散りばめられた鮮やかなプレートにテンションが上がります。

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ここからは大きなトレーで一気に運ばれてきます。

選べるメインは白身魚のトマト黒酢ガーリックソースにしました。付け合わせはパンをチョイス。

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カラッと揚がった魚にソースが染みて美味しい!ガーリックの風味もアクセントになっておしゃれな味がしました。

こちらは黒豚の黒酢酢豚。照りが美しい。

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一口味見させてもらいましたが酸味控えめですごく食べやすい酢豚でした。

メインもさることながら美味しい〜と盛り上がったのがきゅうりのお漬け物。桷志田の醸造技術を活かしたホワイトエールに漬け込んでいるそう。旨味たっぷりでいくらでも食べられます。

食後のコーヒーと黒酢ブルーベリージャムがのったプリン。

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ゼリーに近いミルクプリンで濃厚好きには物足りないかも?結構食べた後だったので個人的にはさっぱりしててちょうど良かったです。

小鉢もいろいろ付いて大満足のランチタイムとなりました。

ショッピング・黒酢壷畑見学

美味しい食事の後は1階の売り場へ。レストランで実際に使われている黒酢関連商品を買うことができます。

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試飲や試食をしてこれだ!と思える品を探してみてくださいね。

売り場内にはご飯のお供食べる黒酢や…

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ふくれ菓子などの菓子類も並んでいます。

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これなら黒酢を手軽に取り入れられそうです。

販売スペースを抜けると一面に広がる壷畑!こちらの醸造所が所有する約20000壷のうちの一部を見学することができます。

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熟成期間はなんと最低でも3年。毎日熟練の黒酢杜氏の方が1壷ずつ点検されているそう。

こだわりの原材料や伝統製法、熟成期間などについては公式サイトに分かりやすくまとめられているのでぜひ読んでみてください!

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アクセス

黒酢本舗桷志田までの交通の便はあまりいいとは言えず、車でのアクセスが基本となります。以下、所要時間と大まかなルート紹介です。

  • 鹿児島空港から:約40分(溝辺鹿児島空港I.C.〜国分I.C経由)
  • 鹿児島市内から:約70分(鹿児島I.C〜加治木J.C.T〜国分I.C.経由)
  • 桜島港から:約60分

黒酢本舗桷志田
住所: 鹿児島県霧島市福山町福山大田311−2
電話番号:0995-55-3221
営業時間:8:30-17:30(時間帯によってメニュー変更あり)

最後に

今回は霧島市福山町で伝統の黒酢を体験してきました。市内からはやや距離がありますが、美味しい食べ物と黒酢にまつわる情報に触れられるいい機会になりました。鹿児島観光のリストに追加してみては?

これからも鹿児島の通な情報をお届けするのでお楽しみに。